デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




えっ、まさか、デジャヴ? といった体験をした。

デジャヴを意味を改めて確認したら、

一度も経験したことのないことが,いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられること。既視感。(三省堂提供「デイリー 新語辞典」より)

とあって、やっぱそうだよなぁと何かよく分からないけど確信みたいなものが今ある。(蛇足だがSF映画の某作品ではデジャヴには論理的意味があったりするみたいなことまで思い出してしまった。)

スペインの巡礼道で知り合ったスイス人の友人が、うれしいことに現地の板チョコを四枚、そして友人が住んでいるところの絵葉書を四枚贈ってくれて、昨日それが届いた。私はチョコレートを食べてしまう前に贈り物を画像として残しておきたくて、上のようにパチリと撮った。
画像をパソコンに取り込み、編集しているときに何か分からないけど、妙な確信がふつふつと湧いて出てきた。

「以前、同じ作業をしたことがあるぞ」

単にいつも画像を編集するような同一工程だから当たり前と思ったなら大したことは無いだろうが、それが初めて見るはずの絵葉書にある風景まで見覚えがある気がし、以前思ったような行った事の無い土地への憧れみたいな感情までついてきたから、どうなってんの?と正直我を疑ってしまったのである。まるで、以前からこの日のこの作業がやって来ることを分かっていたような気になったのだ。
まぁ無意識の領域が映像化した体験の夢というなら分からないでもない。日中に活動しているときに思い出せない夢の断片みたいなものが、今回の贈り物が引き金となってよみがって、とりあえず私にデジャヴみたいな体験をさせたのかもしれない。
人間年をとれば、かつて経験した似たようなものごととか増えていくし、また、してみたかったという願望もそれ相応に増えていく。となれば、デジャヴ体験も増えていくのか!? 普段から珍奇なことが好きな私としては、そうなるとかなりヤバイだろう(笑
フランスの作家ネルヴァルは

「夢は第二の生である」

と『オーレリア』の冒頭に書いた。リアルに名言だなと思った。

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