デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
CALENDAR
2007年12月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
前月
翌月
ENTRY ARCHIVE
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
RECENT ENTRY
台湾主将・陳傑憲は男泣き打率.625でMVP獲得、日本のドラフト指名漏れ→12年後に侍J…
貸衣装店もある通り
セカンドオピニオン
左祖右社、社稷壇
【ソフトバンク】和田毅「体がどんどんボロボロに」「引退試合は固辞」引退会見ほぼ全文<1>
美しい春画
大谷翔平メジャー7年目で悲願の世界一名門ドジャース移籍1年目左肩の亜脱臼を抱えながら
デ・キリコ展
西田敏行さん急死、事務所も困惑「この日も仕事予定だった」自宅を訪ねた付き人が発見
アドリブから生まれた「ぼく、ドラえもんです」…大山のぶ代さん死去
RECENT COMMENT
オペラ座の灰燼/
近江八幡(1)
will/
近江八幡(1)
オペラ座の灰燼/
久しぶりの東京
will/
久しぶりの東京
オペラ座の灰燼/
近江神宮(1)
will/
近江神宮(1)
オペラ座の灰燼/
大阪の市営バス
オペラ座の灰燼/
今年の紅葉(2)
will/
大阪の市営バス
will/
今年の紅葉(2)
RECENT TRACKBACK
CATEGORY
韓国
(136)
ひとりよがりな回想
(270)
タイ王国
(356)
西班牙彷徨
(75)
紐育(New York)
(28)
台湾
(25)
小説
(220)
デジカメ
(987)
オペラ
(15)
Movie
(77)
絵画
(79)
ミュージック♪
(205)
勉強の内容
(52)
Weblog
(419)
BOOKMARK
OperaLuciaのチャンネル
YouTubeでの私のチャンネルです。
マル恥メディア
シムリー(講座の先生)のサイト
京都&神楽坂 美味彩花
ぱすてるさん
―本のすこし窓を開けて―
アンナ・ドンナさん
本嫌いさんの読書感想文~カラマーゾフの兄弟はいつも貸出中?!
雪こぐまさん
露西亞彷徨!?記 第弐篇
ロシアでのつかの間の記憶
フレイムハウス
私が時々出没するカフェバーです。
goo
最初はgoo
MY PROFILE
goo ID
phantom_o_t_o-0567
性別
都道府県
自己紹介
「オペラ座の灰燼」です。美術館や古い建物や廃墟が好きです。メールは
nostalghia-1983★hotmail.com
★ → @
SEARCH
このブログ内で
ウェブ全て
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
名作たち(22)
西班牙彷徨
/
2007-12-05 00:02:15
ドメニコ・ギルランダイオ「老人と少年」(1488)
おや、修復されている??
ギルランダイオ(1449-94) はボッティチェリと並ぶフィレンツェ派の画家だ。なんと、ミケランジェロも当初は彼の弟子だったことがある。
ギルランダイオはとても写実にすぐれていて、多くのフレスコ画を製作して、宗教的場面の中に同時代の人物や風俗を豊富に描きこんだ。絵の注文主は裕福な人であることが多く、キリスト教の場面の偉い人物に当時の権力者の姿が、などという分析も、フィレンツェ史を少しでも知ってたらきっとおもしろいに違いない。ちなみに、この肖像画でも、ルーヴルにいた時にはそこまで気付かなかったが、この老人が裕福だった根拠として、着ている服の裏地が描かれてある。
独立肖像画を約20点残しているボッティチェリとは対照的に、ギルランダイオは2作品しか現存していないとされる。その一枚がルーヴルにあるのだ。
この「老人と少年」に描かれている人物からは情愛が感じられ、とても生き生きとしているので印象に残るのだが、なんとこの老人は描かれた時には既に亡くなっていて、死に顔のスケッチから生前の姿を再現しているという、ちょっと驚くべき作品なのだ。
ところで、この絵は私の好きな小説にも登場する。
日ごろからスワンは、巨匠の絵のなかにただ単に私たちをとりまく現実の普遍的な性格を見出すだけでなく、逆に最も普遍性と縁遠いように見えるもの、私たちの知合いの顔の個性的な特徴といったものをもそこに見出して喜ぶという、特殊な趣味を持っていた。こうしてスワンは、アントニオ・リッツォ作の総督ロレダーノの胸像が、頬骨の出かたといい、眉の傾斜といい、彼の馭者のレミと瓜二つであること、ギルランダーヨのある作品の色彩は、実はパランシー氏の鼻の色であること…
集英社版『失われた時を求めて』第二巻p77
小説の中のちらっとした描写だけれども、その譬えに使われる画家たちの名前、どうしても気になってしまう。私は絵の中の老人の鼻を、じっと見つめたりしていた…。
ジョバンニ・パオロ・パンニーニ「近代ローマの景観」(1759)
イタリア人画家パンニーニ(1691-1765)については、
ユベール・ロベール
について書いたときにも触れたが、ローマで最初の廃墟の景観画家の一人なので、紹介したいなぁと思う。
この人の作品の特徴は、現実の建物・廃墟・場所と想像上の建物・廃墟・場所を巧みに混成させた奇想画(カプリッチョ)である。(ちなみに、パンニーニの影響を受けたと思われるロベールの奇想画の作品が、東京上野の
国立西洋美術館
にある。)
ルーヴルにはパンニーニの「近代ローマの景観」と「古代ローマの景観」という一対の作品があって、両作品とも古代ローマと近代ローマを写した風景画や彫刻がビッシリと一枚のカンバスに描かれている面白い作品がある。
絵画の中に描かれた風景画を見ると、日本でも旅行番組やガイドブックで見られる御馴染みの光景が、描かれてあったりする。正直、とても奇妙な感覚にとらわれたが、両作品でパンニーニはかつてのイタリアの偉大さを描こうとしたんだなと感じた。
コメント (
0
)
|
Trackback ( 0 )
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
おすすめブログ
【コメント募集中】おすすめの登山スポットは?
@goo_blog
【お知らせ】
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】おすすめの登山スポットは?
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!