デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



山崎まさよしの歌を、弾けるようになったわけではない。

myチャリンコが盗まれたのだ。ものの15分ぐらいで。ある店で、鍵をかけ忘れたと思って、駐輪場に戻ってみたら消えていた。
盗まれた店でコーヒー飲んでるときに見てたのが「ギターの弾き方」という本の、山崎まさよしの「One more time, One more chance」のページだったというのは、なんたる皮肉か。
警察に被害届を出してから、仕方なく歩いて帰る。途中、myチャリへの思いがこみ上げてきて、歌のサビを思い出し、詞を勝手に変えて歩いた…。


これ以上何を失えば 心は許されるの
どれ程の痛みならば もういちどお前に乗れる?
One more chance 記憶に足を取られて
One more chance 次のチャリを選べない

いつでも探しているよ どっかにお前の姿を
地域のコンビニ 怪しき路地裏
こんなとこにあるはずもないのに
願いがもしも叶うなら 今すぐお前のもとへ
できることは 通報するだけ
施錠するのを 習慣づけるよー


普段、移動している分の交通費や、真夜中の大阪帰りに必要だったタクシー代その他を、すべてmyチャリで浮かしてきたから、元は十分に取れてる。とはいえ、昔からmyチャリについて、何かと運が無いことは嘆きたい。
時間があるとき自分でも探そうと思うが、自分も警察もまぁ見つけれる可能性はゼロに近いだろうな。

   ***

と、↑を綴ったのが19時半過ぎ、アルコール類を飲まず夕食を摂り、フィギュアスケートを見、後片付けしてから、車で自転車が放置してありそうなところを探しに行った。その場所で車から降りて一台一台調べたのである。
数ヶ所回ったあと、22時過ぎに盗られた店に行ってみた。そうしたら、盗られた同じ場所にmyチャリが、鍵つきのまま放置してあるではないか!
私は我が目を疑った。最近、自分の耳を疑うようなことがあったばかりなのに、今度は目かよ。
早速、警察に連絡。「そこで待機しててください」と言われ待っている間、店からもしも盗人が出てきたらと思い、デジカメの電源を入れたままで立っていた。
待つこと数分でパトカーが到着。myチャリに残っている指紋でも採取し、店内の客を任意聴取してくれるかなとちょっと期待したが、警視のYさんからは「おそらく、戻しに来たのではと思われます、自転車をお返しする書類の手続きをしたら、乗って帰ってくださって結構です」との〝斟酌〟だった。
かくして、パトカーの車内で書いた書類の任意通報者と領収者の欄のふたつとも、私の名前になって一件落着となったのだが、帰る途中、流れる雲に映えるきれいな月を見ながら、犯人は犯行現場に立ち戻るとかいう、現実的に信じがたい犯罪心理法則のことを思い出した。
あまりつらつら書いていても仕方ないので、ここらで「歌」で締めくくろう。


いつまでも捜してやるよ
どっかに貴様の痕跡を
いつもの店 新聞の上から
こんなとこにいるかもしれない
奇跡がもしも起こるなら すぐに貴様をふん縛りたい
良(ただ)しき人と 貴様を囲み
言えなかった「こいつだ!」という言葉も


しつこいって?(笑)


今宵の月のように…


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