デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



20:30を過ぎていたからか、空いていた

エアポートレイルリンクのシティラインを利用し、パヤー・タイ駅まで移動。ご覧のとおり、車両はとてもきれいだ。
話は前後するが、両替のあとで1000バーツ札をどうしようかと思ったときに、シティラインの料金を自販機を利用せず駅の窓口で払ったらよいといったような情報があったことを思い出した。例えるなら120円の缶コーヒーを買うのにレジで10000円札を出す感じかもしれないが、駅の窓口では1000バーツ札を扱い慣れているみたいで、45バーツのシティライン片道料金を1000バーツ札を出してお釣りを間違いなくきっちりもらった。
窓口では笑顔が素敵な男性職員が対応してくれた。もちろん片道切符にあたるトークンを買う際にはこちらも手を合わせて「サワディッカー・クラッ。ヤーク・パイ・パヤー・タイ・クラッ。(こんばんは。パヤー・タイ駅に行きたいのです)」と伝える。男性職員はお釣りは細かい札でくれた!なんという旅行者への気遣いだろう!(たまたま500バーツ札がすぐ出せなかっただけかもしれないが(笑))


シティラインのトークン



トークンは降りる駅の自動改札で回収される

エアポートレイルリンクのシティラインの乗車は日本の一般的な鉄道や地下鉄の自動改札のように、切符を通してから乗車し、降りる駅の改札を出る時にまた切符を入れ通る要領でいい。日本との違いは、切符にあたるものがコイン状のトークンになっているぐらい。
空港から市街へ向かう間はやっぱりどの国に行っても安全面のことで少々ナーバスになる。でも私の傍に座った女性も男性もタブレット型携帯を触ったり音楽を聴いていたり、いたって普通の現地の人であった。私の方から下手なタイ語で「ティーニーティーナイ(ここはどこ?)」などと訊ねて駅の確認したら、日本人の発音ながら意味を解してくれて親切に所要時間を教えてくれるのであった。
所要時間を教えてくれた人が途中の駅で下車した。車両には私と若い10代と思わしき娘さんたちが3人ほど乗っていたが、なぜだか彼女たちが「パヤー・タイ駅はまだ?」といったようなことをタイ語で私に訊ねてきた。正直、戸惑ったが彼女たちもバンコクは初めてのようだった。そうだ、タイ人がすべてバンコクに住んでいるわけじゃないのだ。
旅の会話帳を指差して「ヤング・マイ・トゥング(未だ着かない)」と返事した。市街への列車の駅とその車両のなかで「こんにちは」「ありがとう」以外にもう三つもタイ語を使うとは! 安全面での少々ナーバスな気持ちなんかどこへやら、旅への期待のテンションが高まった。



パヤー・タイ駅

列車は目的の駅に着いた。にわかに復習したトゥング(到着)の言葉を口に出し「トゥング・パヤー・タイ」と言って彼女らと駅に降り立った。「コップゥン・カァー」と返事された時、幸先がええわいと思った。

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