

法隆寺宝物館のあと本館に向かった。

再び黒門


本館(日本ギャラリー)

太刀 伯耆安綱(ほうきやすつな)
平安時代の太刀で童子切安綱(どうじきりやすつな)とも呼ばれる。伯耆安綱は刀工の名前だ。国宝となっている刀を初めて見た。

天正長大判(てんしょうながおおばん)
これは豊臣秀吉が作らせた日本で初めての金貨としての大判だと歴史の教科書にも載っているものだ。昔は貨幣を発行する権力をもつことの意味が分からなかったが、経済システムの根幹を貨幣でのやりとりで担うのか、農作物でのやりとりで担うのかで、国のシステムや国自体の形、ひいてはのちの国民性といったものまでも変えてしまうことを思うと、経済政策の立案・執行というのはものすごく責任の重いものなのだと今ならひしひしと感じる。