デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 


















酒船石を教科書の内容を補足する資料や飛鳥時代を採り上げるTVの特集でも目にしたことがあるという方も少なくないだろう。
何年か前に石舞台古墳を初めて目にしたとき、不思議だなと思ったし、酒船石を映像で見たときも、どうやって造ったんだと思ったものだ。
大昔にすごいものが作られそれが遺跡としていまに残っているもので、どうやって作ったか理解に至らない頃、説明ができないことの答えとして超文明や宇宙人の仕業にしてしまう人も少なくないかもしれない。
ただ今は実験考古学も格段に進歩したし、アンティキテラ島の機械もストーンヘンジも当時の制作技術でつくれることが分かってきた。決して超文明が地球に置いていったものではない。
もちろん酒船石もだ。説明にもある通り工具跡が残っているし、石を割ったり削ったりする技術を生業にしていた人がいて何もおかしくない時代につくられたのだ。
しかし、もし子どもの頃に何も説明を聞かされずに目にしていたなら、超文明からのメッセージだと思い込んでいただろう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )