工事用フェンスの上にカササギがいた。
あとで知ったが韓国の国鳥だという。韓国の呼び名はカッチ。
殯殿(ひんでん、もがりどの)に来た。
ここは王や王妃が逝去すると棺が安置される場である。郊外(城外)の王陵に埋葬された後は、宮殿の魂殿に位牌が祀られる。そこで一定期間葬儀が行なわれ、位牌は宗廟に祀られることになる。
人の少ないところを
選んでの撮影のようだ
泰元殿は景福宮の殯殿として、交慶殿は魂殿として建てられた。周辺には恭黙斎、永思斎などの葬儀用建物もあって一郭をなしていたが、日帝時代に撤去されたこともあり、一時期は青瓦台の警護部隊が駐屯していたこともあった。
2006年にこの一帯の復元工事が完了し、本来の姿を取り戻した。