4/14(日)
外に干さない方がよかったか?
突然、嫁さんが口にする。
何か黄色いモノが飛んでるぞ
南風だから黄砂じゃないと思うけれど、
妙なモノをわざわざ洗濯物に付着させる必要はない。
ほら、見てみ
向かいの家を指をさす。
庭には立派な松、それを見ろという。
強烈な南からの突風が吹き付けると、
ぶわっと夥しい花粉が飛びまくる。
松だけれど、余計なものを摂取する必要はない。
てか、松の花粉もこの時季なんだと知る、
いや、だから?
昨日、武蔵境から帰ってきて、早く寝るつもりだった。
しかし、結局、寝るのはいつも通り。
そして尋常じゃない時間に目が覚める。
まだ4時台、どうする?
って、起きちゃうんだけれど。
アイロンをかければいいんだし。
学びEyeは純粋に食べ物番組に変更。
食育的な、名産を知ろう的な。
キョウリュウジャーは何とかなるのか?
ウィザードは新フォーム、ギンギラ銀、
いやはや。
11時前に嫁さんと一緒に家を出る。
嫁さんは代官山へ、オレは東急ストアへ。
帰りは烈風並み、おばあちゃんが飛ばされそうになるし。
しかし、そんな強風でも雲は頑丈にへばりつく。
飛ばされそうなのはオレだって。
家に帰って昼ごはんの仕度。
ニンニク1片、タマネギ1個をみじん切りにする。
唐辛子1/2本をさらに4等分ぐらいに切る。
フライパンにオリーブオイルをひいて、
ニンニクと唐辛子を。
粗めに切ったベーコンを加えて弱火で。
ベーコンに焼き目が付くぐらいまで炒める。
タマネギを加えてじっくりと。
半量ぐらいになるまで炒めたら、
白ワインを加えて強火にする。
アルコールが飛んだら、トマト缶を1缶。
同量の水を加えて、ローリエを・・・
あれ、ない。
しょうがないので、オレガノとローズマリー。
タイムもちょっと加える。
固形ブイヨン2個にピンクペッパーも加えて煮込む。
別のフライパンにオリーブオイルをひき、
乾燥ニンニクを入れて、弱火で香りをだす。
8分茹でたディチェコのスパゲッティーニを放り込み、
アンチョビペーストを加えて、茹で汁を少し。
オリーブオイルを絡めてから、トマトソースを。
ポモドーロとはこんなもの。
本来はベーコンもニンニクもいれないけれど、
もちろん昼ごはんのためだけではない。
晩ごはんのため、当たり前だけど。
4/13(土)
初体験
いい言葉である。
ただ人生初にして最大の体験は出生だろう。
何しろ暗黒の世界から、初めて光を知り、
なにしろ自分の肺で呼吸する・・・
それ以外のことなんて、大した問題ではない。
昨日、すき家から帰ってきて、
月曜日のレクチャー資料を作る。
こんなんでいいのか?
まあ、いいか、わかりやすければ。
その後、翌日のプレゼン資料を整える。
自分用に加筆し、足りない部分を補う。
まあ、後は翌日でいいでしょ?
目が覚めて、テレビを点けたらすぐに画面がおかしなことになる。
5時33分頃、地震が発生しました
気をつけろというけれど、
起こったことに対し、どう気をつける?
21年前も同じような時間じゃなかったっけ?
PTSDの人たちがちょっと気になる。
形のある物は壊れても何とでもなるけれど、
形のないものはどうにもならない。
いつも通りに家を出る。
上空は強烈な青空だけれど、
富士山頂にはぼってりとした雲。
今日の運勢はこんなこと?ってどういう?
会社に行って、問題集の追加をこなし、
さらに午後の予習をしっかりと。
12時過ぎぐらいに出て四ッ谷から中央線に乗る。
JR武蔵境駅
12時50分過ぎに到着。
この武蔵境、初めて自分で肺呼吸した地である。
当時、ここは武蔵野の原野のようなところで、
線路は高架ではなかった。
すきっぷ通りを抜けて、アジア大学通りを西へ。
ずんずん進んで800mぐらいで左へ南下する。
油そば発祥の店、
人気店だとはわかっていたけれど、
土曜の13時過ぎ、並ばずに入れると思った・・・
珍々亭
20人弱ぐらいの行列。
駅からも離れたこんな場所で何で?
しかし、もう引き返す訳にもいかない、行列の最後尾に着く。
15分ぐらい待っていると、スーツ姿の4人組。
どっちだ?
そう思ってiPodをハズし、会話を盗み聞く。
さすがですよね、最初に謝るなんて
営業の基本ですから
これからのコンペに参加した側だとわかる。
ハイレグをスクール水着にしろってことでしょ?
ハイレグってなんだよ?骨董品的なプレゼン?
訳がわからん、なんて思っていたら、
出禁だ!出禁だ!
を連呼する、何をしたんだ?
結果がどうでも、月曜に色校を持っていくんだよ、
切ないよなあ
そんなに厳しいのか?
ちょっとイヤな感じが漂う。
並びはじめて25分、ようやく店内へ。
そこからまた10分弱ぐらい待つ。
油そば並+生卵+スープ(700円)
けっこう太目の麺、そしてその脇から油が見える。
さすがにビビる。
油を緩和しようと生卵をつけてみたけれど・・・。
トッピングのチャーシュー、メンマ、ナルトを脇によせ、
麺を盛大にかき混ぜる。
ちょっとだけ甘めの醤油ダレとラードか?
しっかりとコーティングされるので、
小麦の味はよくわからなくなるけれど、
食感はかなりいい、固すぎないところも。
スープで熱が入り続けないので、
その見極めは難しいだろうに。
しかも、大鍋で5~6人分を一気に茹でているから、
余計に難しいと思うんだけれど・・・。
けっこう多めのメンマに救われ、
完全に醤油色のスープにも助けられ、
途中で2回ししたラー油にもお世話になり、
かなり多めの麺をなんとか完食して、表に出る。
14時なのにまだこの列。
想像していたほど油はキツくないし、
はっきりとした甘辛味はキライではない。
近くにあればリピートするだろうし、
この行列もわからなくもない、
なんて思いながら、油そば初体験を終える。
すたすたと駅へと戻り、
マックでコーヒーを飲みながら予習。
5分前に改札へと向かうと営業2人が改札にいた。
またも800mぐらい歩いてプレゼン会場へ。
驚いたことに、控え室がない。
さらに驚いたことに、オシではない。
予定時間よりも5分以上も早く招じられるなんて初めて。
持ち時間は営業と2人で20分。
ぎりぎり20分で収める。
質問が2つだけ・・・かなり拍子抜け。
珍々亭の4人組、ホントに何を?
やることはやった。
しかし、反応の薄さはどうにも。
ただ、このクライアントとはアカウントがない。
つまり、初仕事が初コンペ。
そこまで進めただけでもよしとしよう、
初体験の結果としては。