山崎だゾ、山崎
3日ぶりに家に帰ったら嫁さんが、そんなことを言う。
別にケツアゴになった訳でもないし、
面倒臭さはそもそものモノ。
何を今さら・・・
回らない回転寿司屋を出れば、出発15分前。
相変わらず、寿司だけは早く食べられる。
嫁さんに電話しても出ないので、晩ごはんを買って、
搭乗ゲートをくぐる。
ANA888便
またもB787・・・バッテリー以外にもヤバそうな。
定刻通りに離陸すると、富山湾を北上、
能登半島の先まで進んで、ぐいーんと右に旋回する。
直江津ぐらいかな?本州に復帰する。
そこから南東に進んで、茨城へと出て・・・
そりゃ富士山も見えない訳だ。
バスで大井町に出て、大井町線で大岡山へ。
やたらOだらけだな、いやはや。
家に帰ると嫁さんが髪を切っていた。
そして言うのだ、山崎だ、と。
アゴを見ても割れてもいないし、
何をふざけたことを言っているんだか。
川上の鱒寿し(1,400円)
普通に東京で売っている箱入りはイヤだったので、
バタバタしながらも空港でこのパッケージを選択。
竹の板とゴムでがっちりと。
押し寿司だということを実感させるには巧みな演出。
この状態で蓋を取り、笹の葉をかきわける。
しかし、そこに鱒はいない。
そこで初めて取説のようなものを読む。
ああ、ひっくり返すのね、はいはい。
しかし、ココでまた大失敗。
ちゃんと読めよ、広げずに切れって書いてあるじゃん。
ナイフで笹の葉ごと切り分けて、食べてみる。
鱒寿司でウマいと感じたことはないのだ。
やはり、ぼんやりとした味。
ああ、山崎パンの山崎ね、初めて気付く。
しかし、キミのそのぼんやりした顔、
パンよりも寿司、鱒寿司のような・・・
なんだかねえ。
イチゴは冬の食べ物ではない。
本来は5月とか、春の食べ物である。
しかし、食べ物から旬がどんどん失われる、
ビニールハウスと養殖という魔法によって。
しかし、それが安く、ウマいモノが年中ということになった。
一概に悪いとは言えないような・・・。
一昨日は居酒屋で4人で飲んだ、
昨日、カメラマンのFさんとで飲んだ。
しかし、富山に来て、ホタルイカは食べたけれど、
白えびは一度として口にしていない。
この時季の富山で白えびを食べないなんて・・・。
気付けば14時15分になっていた、富山港で。
飛行機は15時30分だっけ?
カーナビに空港をいれると17km・・・
カメラマンのFさんのクルマでひたすら南下、
助手席だから、ただただ立山を堪能しながら。
14時45分ぐらいに、富山きときと空港に到着。
ホントにお世話になったFさんに礼を言って別れる。
この後、Fさんは1人5時間の陸路・・・お疲れさまでした。
キャリーバックを預けたら、出発まで40分。
廻転 とやま寿司
何で、ぶれぶれ?
ひどいね、ホントに。
空港の1階にある回転寿司屋。
ただ、回っていたのはビールのサンプルとポップだけ。
白えび(480円)
軍艦で480円はかなり高いけれど、富山湾産だし・・・
って、富山湾でしか獲れないんだよね?
それに、白えびってそんなにウマいのか?
よくわからんままにぺろり。
あおりいか(290円)
今が旬らしいので注文。
活け締めなのか、かなりコリコリとした食感。
甘みも強いし、これはかなりいいかもしれない。
いわし(220円)
ここから光り物シリーズ。
脂のノリはさほど強くないし、
イワシらしい香りもちょっと弱い。
あじ(290円)
脂のノリはそうでもないけれど、
こちらは鯵っぽさ満点。
自家製しめさば(290円)
酢と砂糖は控えめで、ほぼ塩のみ。
しかも、ほぼ生。
富山には、あまり光り物のイメージがなかったけれど、
サバは特にいい感じ、白えびよりもよっぽど。
真鯛(340円)
これまた食感はいいし、鯛らしい甘みもある。
悪くはないけれど、CP的にはどう?
まあ、富山最後のごはんに富山ならではもの、
それはそれでいいんじゃない?
例えそれが今イチだったとしたって。