大好きだった桂米朝師匠は日曜日の21時、
フジテレビに出ていた、
花王名人劇場
そんな名前の番組に。
隣のTBSはこうだった。
東芝日曜劇場
ナショナル劇場だったり、
1社提供番組がけっこうあった。
企業力があった、そんな時代には。
昼ごはんを片付けて、また昼寝にいそしむ。
2時間ぐらいで起きあがって、
歌丸師匠のいない笑点を見たり。
木久扇師匠は天才だ、ホントに。
晩ごはんの支度は19時過ぎて。
ニンジン1/2本をチーズおろしでガリガリと。
オリーブオイルたっぷりのフライパンでしっかりと炒める。
和風だしの素、白コショウで味を調え、
割りほぐした卵1個を流し込む。
しっかりと撹拌したら、醤油をひと回し。
ニンジンしりしりが完成する。
砂糖を入れたよりも、遥かに甘みのあるものが。
ベーコンを刻み、しめじもしっかりと。
オリーブオイルをひいたフライパンへと。
ナツメグとタイム、黒コショウをガリガリとひいて、
弱火でしっかりと炒める。
ボウルに卵3個を割りほぐす。
ミディトマト6個を8等分にして、
フライドオニオンとともにざっくりと撹拌する。
フライパンにチェダーチーズとパルメザンチーズを入れ、
強火で焼き目をつけたら、玉子ソースを流し込む。
ザクザクと撹拌して、今日はしっかりと火を入れる。
オムレツというよりも、
卵料理のような、そんな1品に成り下がる。
まあ、これで卵も消費した。
けっこう何とかなるもんだ。
玉子料理をつつきながら、テレビを点ける。
ザッピングしていたら、TBSが天皇の料理番、
その最終回だった。
いや、それはどうでもいい。
日曜劇場の冠のもとに東芝と花王がスポンサードしていた。
米朝師匠も亡くなられた。
矜持は・・・