9月10日(金)です。今年は徳島に本社がある大塚製薬を母体とする大塚グループの創業100周年の記念の年ということで、四国大学から記念の額を贈ることになりました。
藍の家で、有内先生に染めていただいた麻布を額の裂(きれ)に使い、松重学長先生が考えられた言葉を、書道文化学科の学生が書くことになりました。7月に、2年生の上里美貴さんに依頼し、特に本文の部分だけは藍墨で書いてもらいました。この藍墨は、大学の地域連携推進課で苦労して作られたものです。四国大学の印は、渡邉周一先生に新たに刻していただいたものです。表具は、昨年に四国大学を卒業した元木亨くんに依頼しました。
大学の事務・教員・学生・卒業生の共同作品と言えます。
9月に表具も完成して、大塚グループに贈呈されました。
下記のような作品です。
学生の書が生活場面で使われる機会を、様々なところに依頼して作っていただいています。現在、鳴門市の印刷会社で制作中の「のし紙・のし袋」の題字も他の学生たちの書が使われる予定で進んでいます。
明日9月11日(土)は、美馬市立図書館の「小星の書展」で、2年生6名による作品揮毫コーナーが開設されます。11時~15時です。よろしければお出かけください。なお、コロナ禍に対応した方法にしていますので、ご協力をお願いします。マスク着用・検温・住所記載の上、小部屋の中に学生がいて、依頼者は少しずつ入室していただく形式にしています。図書館ですので、お待ちの時間は読書をお楽しみください。