ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

UP-TOWN

2016年02月28日 | 日記

2月27日(土)、家に帰った後に、大好きな飲食店に行きました。両国橋の近くの南内町のUP-TOWN(アップタウン)です。写真は道路に面した看板です。

店は東ビルの2Fにあります。2F入口の看板です。お洒落な造りです。

カウンターではマスターの黒津さんが出迎えてくれます。彼はミュージシャンでもあります。パスタや各種おつまみなどの軽食がおいしくてコーヒー、紅茶、お酒も飲めます。Barですが、私たち夫婦はここでよく食事もします。この店には芸術関係のお客さんや外国人も出入りしていて、面白い話が聞けます。奥にはテーブルもいくつかありますが、やはりカウンターでマスターと話をするのが楽しいです。

この日は、フランス人の三人組旅行者が一緒になって珍しい話をたくさん聞きました。彼等は1週間の日程で四国霊場1番から17番まで歩き遍路に挑戦しに来たそうで、右端のルイさんは6年間東京に住んでいたことがあり、現在はEU関係のお仕事だそうです。真ん中の若者のトマさんは8年間フランスで日本語や日本文化を学んでいたということで、日本語がペラペラで驚きました。左側の方はベルギー在住のフランス人で日本語は話せませんで、お名前を聞き損ねました。

フランス人とじっくり話をしたのは初めてでしたが、非常に開放的な方々で、日本文化にも書道にも関心が高かったので感激しました。トマさんは、日本語を書くことが面白いということで、自分の名前を漢字の行書で「冬馬」と書いて見せてくれました。通常の日本人が知らないような草書体も少し知っていました。阿波弁への興味も深かったので「あるでないで」という言葉を教えました。現在はフランスの人材派遣会社に勤めていますが、4月からはしばらく日本に住まれるとのことです。現在のフランスの移民の状況や、テロ後に観光客が激減した話などもお聞きしました。将来素晴らしい仕事をする人になるだろうと予感させる、優秀でハンサムな若者でした。世界にはすごい人がたくさんいるものです。これからの一週間は徳島の遍路道で彼ら三人を見かけるかもしれませんが、声を掛けて話をされるとよいと思います。

日本のインバウンドはどんどん進化し、地方にも外国人観光客が普通に歩く時代になってきました。時代は変化していることを知らねばなりません。

 

 


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