書道文化学科2年生6名(芦和・麻植・笠井・漢那・近藤・藤本)の書を「のし紙」の題字に使用した製品を製作中の、株式会社YZA(ワイザ)の藤稿社長から、twitterとInstagramのアドレスが送られてきましたので、興味のある方はご覧ください。9月11日(土)の学生揮毫コーナーの時に撮影された学生たちの写真が掲載されています。両方とも@yza_naruto だそうです。以下をどうぞ。
9月11日(土)、標記の行事のために美馬市立図書館に行きました。
現地集合で、10時半までには全員が集まりました。2年生の、名西高校卒業生で、芦和晴佳・麻植柚花・笠井柚季・漢那遥花・近藤優菜・藤本りさの6名です。
鳴門市の印刷会社「ワイザ」の藤稿社長が来られて、彼女たち6名の書を使った「のし紙」のサンプル2点を持参してくださいました。写真の2名が持っている菓子折りに貼られている紙です。会社ではSNSでの宣伝も考えているそうですので、また後日、詳しくご紹介します。学生の書いている様子を、藤稿さんがたくさん撮影されていきました。
空き時間に、作品展示の様子も一通り見てまわりました。
受付は10:50から始まりました。お客様は氏名・連絡先を書いてから番号札をもらって、会場に入られます。今回は、無料でご希望の言葉を色紙かうちわに揮毫し、プレゼントします。
会場の小部屋に用意された6か所の番号付きの机に、受付職員がお客様を一人ずつ案内して、始まりました。密にならない対策です。
幼少のお子様たちからは、書だけでなく絵の注文も多かったですが、学生は上手に対応していました。作品制作後に時間がある時は、撮影に協力してお客様と交流がありました。
この日は、コロナ禍対策を施していたために、例年よりは少なめでしたが、約40組のお客様がお見えになり、学生たちは熱心に取り組みました。今年は家族連れのお客様が多かったです。行事は、15時で終了し、片付けをしました。
最後に、マスクを外して、図書館職員や中妻さんと記念撮影をしました。学生たちはとても嬉しそうでした。お疲れさまでした。
9月10日(金)です。今年は徳島に本社がある大塚製薬を母体とする大塚グループの創業100周年の記念の年ということで、四国大学から記念の額を贈ることになりました。
藍の家で、有内先生に染めていただいた麻布を額の裂(きれ)に使い、松重学長先生が考えられた言葉を、書道文化学科の学生が書くことになりました。7月に、2年生の上里美貴さんに依頼し、特に本文の部分だけは藍墨で書いてもらいました。この藍墨は、大学の地域連携推進課で苦労して作られたものです。四国大学の印は、渡邉周一先生に新たに刻していただいたものです。表具は、昨年に四国大学を卒業した元木亨くんに依頼しました。
大学の事務・教員・学生・卒業生の共同作品と言えます。
9月に表具も完成して、大塚グループに贈呈されました。
下記のような作品です。
学生の書が生活場面で使われる機会を、様々なところに依頼して作っていただいています。現在、鳴門市の印刷会社で制作中の「のし紙・のし袋」の題字も他の学生たちの書が使われる予定で進んでいます。
明日9月11日(土)は、美馬市立図書館の「小星の書展」で、2年生6名による作品揮毫コーナーが開設されます。11時~15時です。よろしければお出かけください。なお、コロナ禍に対応した方法にしていますので、ご協力をお願いします。マスク着用・検温・住所記載の上、小部屋の中に学生がいて、依頼者は少しずつ入室していただく形式にしています。図書館ですので、お待ちの時間は読書をお楽しみください。