



実が目立つ季節になりました
暖かい高知でも12月になると花が減ってきます。木も葉を落とし、葉に隠れていた実が目だってきました。カラスウリは家から直ぐのところに毎年ぶら下がって目を楽しませてくれます。夕陽の当たる場所にあるので輝いてそれは綺麗になります。ネックレスのようになるのを楽しみにしていたら生垣にしていたモミジを剪定する時に殆ど切り落とされ今年は少なくなり寂しい思いをしていました。ところが変わりにキカラスウリのネックレスを見つけました。キカラスウリは今までまったく気付かなかったのですが殆ど毎日通っている道にありました。多分今年は実のつきが良かったからわかったのでしょう。

ウリ科「キカラスウリ」カラスウリより大きく7~10センチもあり,実の色は黄色。塊茎の澱粉を採りてんかふ(天瓜粉)にする。果肉は乾燥すると甘いとのこと。もうしばらく様子を見て食べてみようと思っている。種も薬用になるのだから人間に役に立つ植物だ。

柿の木が迷惑なくらい巻きつき実をつけどちらが主体なのかわからないくらい。

下のほうにあるのはまだ熟れていないし葉も緑色でかなり元気だ。用水があってコンクリートで固められ暖かいのだと思う。

柿をまだ採っていないけど採る時にこれを取り除けるのかな~~。除けられると完熟しないので試食できなくなる。なので毎日注意して眺めている私です。

「カラスウリ」ウリ科
別名タマズサ・・・種の形が結び文に似ているので玉章(たまずさ)といわれるそうです。大きさはキカラスウリより小さく4~7センチ。鮮やかな朱赤が目立ち花のなくなった木にぶら下がる姿を昔から私は愛していました。

剪定の為に伐られ落ちてきた蔓が丁度モミジの紅葉と重なり、モミジより鮮やかな色を見せていました。まだしばらく楽しめます。