



黄色い花はシオギクだけでなかった 12月13日

アゼトウナ(キク科・アゼトウナ属)伊豆半島から西の太平洋岸で四国九州まで自生している。シオギクとは又違った黄色の花を咲かせていた。
畦とは、田の境目にある畦とか畦道を意味すると思っていたが稲垣先生が「万葉集」には「あざ」とか「あず」と言う言葉が出ておりこれが転じて「あぜ」になったと言われた。これは、海辺の崩れた崖を意味したらしい。海辺の崖や岩の割れ目などで見かけることが多い岩石海岸植物。
「とう」は中国の唐を意味している。

岩にへばりついている。

シオギクと同じ岩に仲良く並んでいるが開花期が本来少しアゼトウナが早いのであまり綺麗でないのが多かった。でも、場所によりかなり綺麗な状態もありキク科の花を充分楽しめた一日となった。

例えばこれなどはまだまだ蕾。

見事なアゼトウナを楽しめた。

そしてもう1つの黄色いキク科・タイキンギクも当然のようにあった。

これは少し山にはいったところで見かけたヒヨドリジョウゴとのツーショット。大きい葉は柚子の葉だったと思う。

別名「ユキミギク」といわれるだけあってまだまだ綺麗なのもある。でも、開花時期が長いので下のようになって種を飛ばしているのも多く見受けられた。
