花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

ビロードムラサキ

2008-12-19 | 2008年花散策
   山野草   
発見!12月3日午前
 午前の花散策も終盤に近づいた頃ボチボチさん(モチモチさんの奥様)が「これ・ビロードムラサキやない?」という。先生に訊くと「そうです」との返事。絶滅危惧種の本を良く見られているボチボチさんならではの発見です。写真では見たことがあるが実物は初めて。昔から自生のこれに出会いたいと思っていたので痛く感激しました。
  

       

ビロードムラサキは、牧野富太郎博士によって1914年に命名されました。(別名トサムラサキ)
学名はCallicarpa kochiana 属名は「美しい果実」種小名は「高知の」を意味していていかに博士がこの植物を大切に考えたかが想像できます。和名にあるビロードは、ごらんになってわかるように葉や茎にある毛に由来しています。 分布は、日本の南西部~東南アジア。高知市五台山(牧野植物園のあるところ)には沢山あるようですが今まで気付いた事はありません。夏にムラサキシブと同じような花を着けます。花は同じでも葉が大きくて毛が特徴的なので必ず次からは探せると思いました。実に関して言える事はムラサキシキブの実は、綺麗だと思うのですがこの実は、美しいとは思わなかった。
すぐ近くにヤブムラサキの実がありました。ただし、自分では同定できません。先生が教えてくださいました。同定のコツは毛のあるなし。本葉の形はムラサキシキブに似ていますが,本葉や茎に白い毛が密生しています。もう少し分かるような写真を撮ればよかった~。
    
 ムラサキシキブ属 はクマツヅラ科とされていましたが最近の研究に基づきシソ科になりつつあるようなので科を書き入れていません。今回調べていくうちにそのような記述を見つけました。


        






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする