
■嬉しい花2つ■
キレンゲショウマが目的であっても山に行くとかならずそれ以外の収穫がある。今回の収穫の1つはイケマだった。




ガガイモ科が好きで気に掛けているが今まで見た中でも一番多い開花数。株の多さにも驚くが一株が広範囲に生育しているので圧倒される。1つ1つの花は小さいがすばらしい。
もう1つはトモエソウ(オトギリソウ科)

日当たりのよい草原に生える多年草。花は直径4-6㎝と大きく、目立つ。花弁は5個あり、ねじれる方向は一定していない。一日花なので、朝咲いた花は夕方にはしぼんでしまう。帰りに撮影したので花はあまり綺麗な巴には見えないのが残念ですがかなり大きい花ですので山野に咲く花としては目立ちます。

多数の雄しべが目立つところは、中国原産で庭に植栽される花木、ビヨウヤナギによく似ているが、ビヨウヤナギは木本で、花弁がねじれないかねじれが弱い。名の由来は、花弁が巴〈ともえ〉型にねじれていること。
沢山は見る事が出来ないこの2つの花を見られたことは嬉しかったと同時にまだまだ自然は豊か、破壊されていると嘆く事もないなと少し安堵したのです。