
■自生地で見たい花■
植物園の観察会に行くたびにこの花は好き・大好きと感じで是非自生地で見たいと思う花がある。高知にない花だとそれはなかなか叶わないので願いとして残り続ける。
昨年みて今年もみて見たいと思った花がある。1つは「トウテイラン」

ゴマノハグサ科のこの花
茎の先に虎の尾状の花穂をつけつけ、青紫色小さな花が咲き上がる。植物全体に白色の綿毛が密生し緑白色で優しい雰囲気をもつ。その色と花のコントラストが美しいと思う。中国湖南省の洞庭湖の水の色のように澄んだ花を咲かせるのでトウテイランとついている。隠岐に行けば自生していると昨年も年もきいた。昨年も行きたいとおもったが今年もその気持ちが強まった。
同じような小さい花がさいていた。こちらは高知に自生している。今年は無理でもいつかは願いが叶う可能性がある花

ヒメトラノオ(ゴマノハグサ科)
トウテイランより細めで繊細な感じがする。楚々としていて涼やかさをも感じさせる。
分布は本州(関東地方以西)、四国、九州(北部)山地の草原に生えるが高知では稀。草原に生えるので草刈の時にかりはらわれ少なくなっているとのこと。山道を歩いていてこんな花に夏あえば涼しくなるでしょうね。

ナツエビネ(ラン科)
エビネのなかでこれだけは夏に咲く。分布は広く北海道から九州まで
高知にもあるのだがなぜか縁がなく自生地で見ていない。今年こそ見ようと願っていたがさてどうなるか。一番早く見られる可能性がある。

ヒゴタイ(キク科)
先月九州に行った時に姿をみたがまだ色が付いていなかった。丸いボンボンのような姿と薄い青紫色が好ましい。
あれも見たいこれも見たいと願うばかりの毎日です。