
■なんとか辛うじて■
昨日は秋の高い山に咲く花々を愛でに出かけたくさんの花には会えたものの画像としては没ばかりでした。それらは後回しにして一番興奮し驚いたものを今日あげることにします。名前は知っていたし小さいのも頭でわかっていて探したのですが・会っておどろきました。コオロギランサイズですもの。
山道を渓谷に沿ってそれも夕方4時半過ぎの曇り・雨の日に小さい花を探すのは無茶に近いのですが7人でむかいます。無理か!探せないかと思っていたら「これと違う!?」と声が上がる。その周囲を丹念に探すと全部で7株見つけました。岩の苔の上に小さい小さい花がありました。

ヤクシマヒメアリドオシラン(ラン科・ハクウンラン属)
草丈は5センチくらいの小形の多年草。

唇弁が白色の花を2つつけています。その先は2つにわかれ、先は菱形に尖っている。

茎には毛・蕚にも毛がみえます

正面から見た花
何せ草丈5センチくらいしかないので見るのもやっとです。運よく夕日が少しあたったときに自然光でなんとか撮影できました。
山地の常緑広葉樹林の水分のあるな林床や、沢近くのコケの生えた岩上に地生する。此花を最初に見つけた人はだれでしょうね?

真横から
名前にヤクシマとついている此花が四国の山の中の渓谷にあるのも不思議な気持ちがしてしみじみ眺めました。初めて見る花でそれも劇的な対面をしたのでしばらく興奮して高揚感でいっぱいでした。もう一度会いたい・・・とはや思っています。
しかし、いろいろな形の花があるものですねえ。不思議
、