
■お初2種■
あちこち散策に出かけても最近はそれほど珍しいと思うものには出会うこともなくなってきました。例年みているものを同じように同じ場所で見る。パターン化してきています。それはそれでいいのですがそれよりやはりお初のにあうのがもっともっと嬉しいのです。それも簡単にみられたらなお嬉しい。
先日出かけた帰りに見たのがそれでした。町の真ん中のきれいな溝といっていい場所に咲いていたのです。


ミズオオバコ(トチカガミ科・ミズオオバコ)
白い花を泥の中で咲かせていました。葉はオオバコとそっくりですね
もう1種は高い山際を走る林道脇でであったセリ科の花です。せり科は全くわかりませんので避けてとおっている私です。詳しい方と同行していたのでわかったのです。シラネセンキュウではない。これは「オオバセンキュウ」だと言われました。帰宅後葉・花をみるとその通りでした。ところがこれは高知県植物誌に記載がない・・採取されていないのです・・・ということは珍しい植物ということになります。お初の花です。比較できるようにシラネセンキュウの画像があればよかったのですがないのが残念。



シベが花弁からとび出しているのが明瞭にわかる画像がありますのでこれで判別がしやすいとおもいます。それと鋸歯が単純。
こうして少しづつ比較して覚えていっています。散策歴は短いので判別しにくいものを避けていましたがこれからはそれを止め新しい出会いを楽しむようにしなくては駄目ですね。そうすれば新しいものにも出会えるわけですかから・・・