自宅でいつも飲んでいる三角のティーバッグの紅茶が底をついてしまった。
この紅茶は、静岡の茶畑でとれた茶葉から作られたもので、毎年緑茶の産地から直接買っていて、気に入っていたのだが、今年は取り寄せなかったので、近隣の店にあったら買おうと思った。
なので、わざわざ日本茶の店を探して買いに行ったのであった。
そうしたら、なんだか店員さんが「紅茶と言っても、これは“和紅茶”というもので、普通の紅茶とは違います」などと言って、売りたくないみたいなのであった。
「日本の茶畑でとれたお茶の葉から作られた紅茶が欲しいんです」と言っても、「紅茶とはかなり違いますので・・・」などという。(「紅茶だと思って買ったら後悔しますよ」みたいなニュアンス)
あれ?いつも飲んでいる日本産の紅茶とこの人の言っている「和紅茶」は違うものなのかな?
(私がいつも買っている茶園のは「和紅茶」という名前ではなく、ただの「紅茶」である。)
別に普通の紅茶と大して変わらないけどな。アールグレーなんかと比べたら癖のある香りはしないと思うけど、全く紅茶とは違うとは感じず、ほぼ紅茶、いや紅茶以外の何ものでもないと思って飲んでいるのだが・・・。
あまりにも店員さんが「紅茶とは違います」と主張し続けるので、普通なら30個くらい入っているのを買うのだが、仕方なく割高の5個しか入っていないのを買うことにした。
そうしたら「この和紅茶は、ミルクや砂糖は入れないで飲むものです」などと教示してくる。
(はいはいそうですよ、そんなもん入れないで飲んでるよ。)
この店、以前ティーバッグの緑茶を職場用に買ったときも「飲み方は袋に書いてありますので」などと教示してきた。むしろ店員さんがお茶を飲んだことがないのではないか?
こちらは、日常的に緑茶、玄米茶、ほうじ茶、紅茶を気分によって飲み分けているし、ある程度のおいしい淹れ方は常識である。
西洋の紅茶も飲まないわけではなく、それを買うんだったら、アフタヌーンティーやカレルチャペックなんかで買うだろう。(スーパーでもよい。)
ダージリンやセイロンやオレンジペコやそんな紅茶を買おうとして日本茶の店に入る人がどこにいるんかいな。
さっさと日本産の紅茶を快く売り給え。
(「和紅茶」について調べてみたところ、日本で作った紅茶のことを言うそうだ。産地によって味が違うそうで、私がいつも飲んでいたのは静岡産だけど、今度買ったのは埼玉産なので、ちょっと違うのかもしれない。)