健康診断には健康保険証を持ってくるようにと言われている。
病院の中の健診センターで行われる健康診断であり、その病院の外来受付ではマイナ保険証を使うように推奨されているので、健診センターでも当然使えるものだと思っていた。
2023年3月HPより
「当院では、診断および治療の質の向上を図る観点から、オンライン資格確認を行う体制を整備しております。・・・(略)・・・ マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。」
健診センターの受付で保険証を出してくださいと言われ、何も考えずにマイナ保険証を手渡してしまった。そしたら、目で番号が確認できる普通の保険証はありませんか?と言われ、それも持参していたので慌てて出した。
そういえば、マイナ保険証は読み取り機というものにセットして顔認証か暗証番号を入れないといけないので、マイナカードを手渡すというのはあり得ないな・・・と恥ずかしく思うのだったが・・・
それにしても、なぜか健診センターではマイナ保険証が使えない。
おそらく、目で番号を確認するほうがずっと早いからだろう。
普通の保険証は来年の秋で使えなくなるというけれど、健診センターもそのころには読み取り機を導入するしかなくなるってわけか。
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この病院はデジタル化を進めているのだそうで、今回驚いたのは、問診票が紙ではなかったということだ。スマホでQRコードを読み取るか、パソコンにアドレスを入力してサイトに入り、あらかじめ個々に決められているパスワードを入れると入力ができるようになっている。
私は、スマホの画面が小さく文字も打ちにくいので、パソコンで入力しようとしたのだが、アドレスが複雑で長くて、同じものを入力しているつもりなのだが、どこかが間違っているらしい。存在しないアドレスとのことで、どうしても入れないのだった。
それで仕方なく、スマホでQRコードを読み込んで入ったのだが、これって紙に文字を書くよりもやりにくい気がする。それで、面倒なのでなんでもかんでも「なし」っていうことにしちゃった。
例えば不整脈とか子宮筋腫とかあるのだけど、面倒くさくて入力してられない。
また、その他の病歴や手術歴なども年齢や年月の数字を選択したりするわけだけど、年齢なんか覚えてない。手書きなら、「40歳頃」とか「10年以上前?」などというあいまいな書き方をすることができるのだが、デジタルだからどれかをぴったり選ばないといけないのだ。
こういう方法にすると、なるべく入力しないで省いてしまおうなんて思うので良くない気がする。
後になって病院のHPを開くと健康診断のページがあって、健康診断予約者はそこに予約番号を入れると問診票が出てくるようになっているのだった。それがあるなら、それで入力したほうが簡単だったな。
それにしても、スマホもパソコンもない老人などはどうするんだろう。
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この病院は、こんなにもデジタル化しているのに、健診でマイナ保険証が使えないって、いったいどういうことよ。
私はマイナ保険証はやはり番号が目視できないので不便だと思うのだが、それでも、そもそも顔認証や暗証番号が必要ということになったのは、これまでの健康保険証の他人のなりすましが多かったりするからだそうだ。
そういう視点でみると、健診センターで健康なことを証明して就職などしたい人や、生命保険に入りたい人が、健康な人に身代わりになってもらったりすることだって有り得るのではないだろうか。
それなら写真入りのマイナ保険証が推奨されるはずなのだが、なぜかマイナ保険証が使われていない。
健診センターにとっては、マイナ保険証は、よっぽど非効率で不便なんだろうね。
保険証と紐づけすると聞いたけど手続きが面倒そうで様子見してました。
飛鳥さんの記事を幾つか読んでると
使い勝手のことを全く考えてないみたいですねぇ。
まぁ今に始まったことではないですけど。
デジタル記録した後のことしか考えてないって感じですかね。
そんなこんなで真っ先にやってみようという気になりませんね、
アレ接種も含めて。
アレ接種もマイナ保険証と結び付けるとか言ってますが、いい加減にしておらいたいですね。