先日、夜の7時頃、フライを作ろうと思ったら、うっかりしていてサラダ油が少ししかなかった。
これではフライを揚げられないので、あわてて近所のスーパーに行き買ってきた。
その帰りに近所の人に会ったら、その人が「あら、今お帰り?遅いですね」と言ってきたので「フライを揚げようとしたら油がなかったので買いに行ってきたんですよ~」と話した。
するとその人が「あら、油だったらうちにあったのに~、そういう時はうちのを持っていって使ってくださいな」なんて言ってきたのだ。
「いえ、店が近いので、買ってくれば大丈夫ですよ」というと、
「あら、わざわざお店まで行かなくても、うちはいつもあるから遠慮くなく言ってちょうだい、油も醤油も何でもありますから、いつでも持ってってくださいよぉ」なんていう。
はあ?これ本気ですか?
昔は、お醤油を切らしちゃったので貸してくれ、なんていう近所付き合いもあったらしいけど、今時、コンビニもあるしいちいち無料で近所の人に調味料を借りに行く人なんているんですかね?
しかも、もし借りたりもらったりしたら、それなりのお返しをしないといけないだろうし、余計に面倒くさいじゃないですか。
また、もし逆だったらドン引きしちゃいますよね。「今、てんぷらを揚げようとしたら油がなかったんですけど、お宅ある?あったらちょっともらってもいいかしら?」とか「貸してくださる?」なんて言われたらびっくりですよね。
社交辞令に違いないけど、なんか本当に面倒くさいやり取りだな~~
そんなことを実家母に電話で話していてら、実家母も最近同じようなことがあったそうだ。
近所の人に家の前でばったり会い、どこに行くのかと聞かれたので、母が「卵を切らしちゃったので、今から買いに行く」と言ったそうだ。
そうしたらその人が「卵2つくらいならうちにあるのを差し上げますよ」って言ったんだって。
母は、「いや、要らない要らない、自分で買って来るからいいです」と答えたそうだけど、これもまたいったい本気で卵をあげるなんて思ってるんでしょうか?
しかも、その人の家はスーパーとは逆方向で、距離的にはスーパーと同じくらいか、あるいはスーパーよりも遠いところにあるわけで、その人の家に卵を取りに行ってくるなら、スーパーに行ってきたほうが早いです。
それに、その日の料理に使う2つの卵をもらったところで、翌日の分はどうせ買わないといけないものなので、どう考えてもスーパーに行って普通どおりの1パック買ってくるのが一番良い。なんでいちいち卵をもらわなくちゃならないのか?
これも、とっても親切そうなんだけど、なんか変じゃないか?と思う。
「じゃあ、卵ください」なんていうわけないし、そんなこと誰もしないでしょ。
何かを買いに行こうとしている人に向かって「それなら、うちにあるから買いに行く必要ないわよ。うちのを差し上げるわ」なんて言うのは普通なんですかね?
ほんとうに、こういうやりとり、理解できません。
いつかのマスクが売っていないとか、トイレットペーパーが買えないとか、そう言う時期なら分かりますが。。。
昔ならコンビニも無かったので、そう言うやり取りもあったのかもしれませんね。
そういえば、どちらも80才くらいの人なので、話のやり取りのパターンとしてそんな時代だったのかな?
私だったら「〇〇がないので買いにいくところ」なんていう人に会っても「あ、そうですか、いってらっしゃ~い」と言ってしまいます。
そしたら
「土地なんて誰にも相談しないで買うもんじゃない…」
とか
「あの不動産屋は俺の知り合いだから言ってくれたら値段を…」
なんて人が現れました。友達でも親戚でもないのに。
車を買う時にはこんな事を言われました。
「俺はあのメーカーの偉い人と知り合いだから決める前に言ってくれたら…」
いずれにしろ、貴方がそんな凄い人だなんて知らんがなです(^^;
※オマケ
母の従兄弟が同じ集落内の人にこんな事言われましたよ。
「あんな所(新興住宅街)に建てるんなら俺んところに相談してくれりゃぁ…」
ちなみにその人、集落内の人に何処か空いてる土地が無いか相談してたんですけどね。
おそらく、挨拶言葉、常套句ってところでしょうね。「もし~ならば、力になれたのに・・・残念!」って終わったあとならなんとても言えそう。