1週間前に北海道に旅行に行ったのだけど、それは必須の用事があったので、そのついでに観光をしてきたのだった。だから個人旅行で、団体旅行に比べるとかなり高くついた。
それで、まだ「全国旅行支援」は始まっていなかったのだが、我ら夫婦はワクチンを2回しか打っていないので、どっちみち対象外なので関係ない。
だが、それ以外に、地域限定のクーポンというのがあり、泊まったホテルで「札幌スマイルクーポン」1人1泊2000円、「泊まっとく小樽クーポン」1人1泊2000円というのがもらえた。
札幌に3泊したので2人で12000円、小樽に1泊で2人で4000円分のクーポンがもらえた。
これをもらうに当たっては、直接ホテルに宿泊予約を入れた場合であり「じゃらん」などで航空券とホテルのセットを申し込んだ場合はもらえないとかいうことだ。
お得なセットの場合は、元から安くなっていて、またキャンセルが効かないということがある。
格安航空券などもそうらしい。
一方、直接ホテルに予約を入れると、前日にキャンセルしてもキャンセル料がかからないという利点があった。
ホテルはどこがよいのかまるでわからないので、駅から近くて便利そうなところを適当に選んだりするのだが、食事が良いと思って私が選んだホテルを、夫が「適マーク」がないからダメだといって変更したりした。夫はとりあえず予約を入れておいて、後でもっとよいものが見つかったら変更するというようなことをよくするのである。
また、このクーポン券については、本当にわけがわからず、予約時には各ホテルでもいつからクーポンが使えるのか徹底がされていなくて、ホテルによって違うどころか、電話口に出る人によってクーポンが有るとか無いとか言うことが様々なのであった。
早く予約をするとまだクーポンがないが、遅くするとすでに数が終了してしまうかもしれない。
だから、とりあえずクーポン無しで予約を入れておいて、その後頻繁に問い合わせをし、クーポンが適用されることが決まったところで、キャンセルと同時に同じ部屋を予約なんてことをして、やっとクーポンをゲットするのだ。暇でずうずうしい夫だからできたことだ。
それにしても、巷でも言われているが、クーポンや旅行支援で安くなった分だけ、元値が上がるのだそうで、結局得したのかどうなのかわからないのである。
また、今回のクーポンでは、ホテルにチェックインしないとクーポン券がもらえないというのが結構ネックだった。早い時間に着いて観光をしてランチなどに使いたくても、チェックインは夕方にならないとできないので、結局クーポンは夜か翌日(移動する場合は翌朝)しか使えない。
また、使えるお店が印刷物になっているわけではないので、なかなか見つからない。
QRコードを読み取るとサイトが出てくるのだが、そこに札幌ならば、まず地域を住所で指定しないと該当施設が出てこないのである。
中央区だとか東区だとか、そういう住所を入れるとその地域の対象のお店が検出されるのだが、例えば時計台のあたりは住所は何なのか?というところで、わけがわからず、また住所を調べたところで、土地勘のない者にとっては、時計台を探すのも、その近くのクーポンを使えるお店を見つけるのも至難の業なのである。
これは、スマホなどを持たない老人には全く無理である。
スマホで良さそうな店を決めたところで、そのお店を現地で見つけることはできず、結局もうどこでもいいやと言う場面で、たまたまクーポンの使用できる別のお店が目の前にあったので、そこに入ったなんてことだった。
北海道の食べ物は、特産物だから安くておいしいのかと思いきや、特別おいしくもなく普通の味で、その割に結構高くて期待外れだった。
まあ、クーポンが無ければもっと出費が多かったわけなので、クーポンのお陰で外食代が助かったとはいえる。
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