10月14日は「鉄道の日」ということで、最近利用した鉄道をご紹介します。
最近、北海道の旅をしておりました。小樽の観光を終えた翌日、小樽から余市へ行きました。
この線は生まれて初めて乗りました。目的はニッカウヰスキーの醸造所の見学です。
小樽のホームには、上の写真のように、大昔の表示が残っていました。
小樽駅のホームには、このようにランプ(ランプ型の電灯?)が1つ1つの柱にぶら下がっており、良い雰囲気を醸し出しております。(←後でわかりましたが「ガス灯」だそうです。)
余市へは、下の写真の「倶知安」行きに乗りますが、なぜか車体の表示が「小樽」のままで停車していて、わかりにくかったです。
ところで、小樽の改札をSUICAで入り、電車に乗ろうとしたところ、こんな表示に気づきました。
当駅より先 ICカードエリア外 使えません ×余市 ×倶知安 ×ニセコ 長万部方面
当駅にて「きっぷ」をお買い求めください。
ええっ、何だって? 何で改札入ってからこんなこと書いてあるの? 入る前に教えてよ。
どうしよう~ と思っていると、そばにいたおじさんが、一度改札を出て切符を買ってきた方がいいと教えてくれたので、そうすることにしました。発車まで15分くらい余裕があってよかったです。
エスカレーターを下り、改札口に行って、駅員さんにSUICAをキャンセルしてもらい、券売機で切符を買いました。
電車に乗って、発車5分前くらいになったら、電車の中でのアナウンスでもICカードが使えないという説明が流れました。
そうしたら、年配の旅行者夫婦があわてて運転士さんに聞いていましたが、それから飛び出して私たちと同じように切符を買い直しに行ったようでした。
発車までに間に合うかな?と心配でしたが、戻ってきました。ただ、最初に座っていた座席は他の人たちが座ってしまったので、後ろの車両に乗ったようでした。本当にお気の毒です。
この電車は2両しかありませんので、けっこう座席が埋まってしまうようです。
同じJRなのに、なぜ小樽から先はICカードが使えないのだろうと不思議に思いました。
今、調べてみると、こちらは山の中を通り、起伏やカーブのある狭い線路で、今後発展する見込みもないどころか北海道新幹線の開通に伴って廃線され、バス路線にすることが決まっているそうです。
それを知ると寂しいですね。今回乗ってよかったかもしれません。
小樽から18分くらい乗ると蘭島という駅に停車しました。もう次が余市のようです。
蘭島駅の駅舎はかわいい家のような形です。
それから7分くらい、小樽から25分程度で余市に到着しました。
乗っていた電車はこのようなデザインです。行き先も「倶知安」になっていました。
「DECMO」とは何でしょうか? (コロナ禍ではECMOを連想してしまう)
今調べてみると、電気式気動車システムを採用し、ディーゼルエンジンで発電した電力により、モータで走行するもので、愛称を「DECMO」(デクモ)というそうです。
Diesel Electric Car with MOtors の略
周囲はこんな感じです。
↑ 倶知安方向を見たところ。
↑ 跨線橋から倶知安方面を見たところ。
↑ 跨線橋から小樽方面を見たところ。
そういえば、こちらの駅は、階段を昇り降りしないと改札に出られず、大きなスーツケースを持ったカップルが苦労して登っていました。
余市を出発するDECMO
コロナの影響もあってか、駅周囲は閑散としていますが、ニッカ工場は変わらず人気スポットです。
それから、駅舎の2階にスキージャンプのオリンピック選手の展示があり、あまり知られていないようですが、見る価値があるものでした。
松井さん、お菓子に詳しそうですね~
ルタオのお菓子、買ってみたいです。
SUICAで入って未対応の駅で降りた場合は、乗車券を買っていない想定で現金精算し、あとでSUICA対応駅で改札に入った記録を解除してもらうようです。
東海道線も数年前、沼津(JR東海)で降りたらそういうことになり、JR東日本の駅(熱海より東側)に戻って解除してもらいました。不便ですよね。
ウイスキーって高いんですね。試飲ではアップルワインがおいしかったです。
そういえば、旅行中も中国人の影響大だなと感じました。
まだ調べてないけど
SUICA で乗車して下車駅が SUICA 未対応だったらどうなるんだろ?
※
ウイスキーの余市は北海道の知り合いに教わって飲んだことがあります。
だけど中国人が日本のウイスキーを買いまくってから長野では入手出来なくなりました。
他にもお気に入りのウイスキーがあったんだけど桁違いの高騰。
100倍ですよ。
なのでウイスキーを飲むのは止めちゃいました。