山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

テミス像

2024-10-25 00:38:24 | 旅行・街歩き

このあいだ、茗荷谷の駅のそばを歩いていたら、こんなものを見つけた。

あっ、これは「虎に翼」にも出て来た「法の女神」じゃないか?と思った。
天秤を掲げている姿は印象に残っている。

そして、茗荷谷駅って、不思議に若者がすごくたくさんいるなあ~と思っていたけど、
なにやら、この建物に入っていく人も多いのである。

ここはどこ?これは何?

この形、ちょっとステキですよね。

あっ、中央大学じゃないか!

こんなところに中大あったっけ? と思った。
でも、中央大学法学部と言えば有名である。

テミス像を別の角度から写してみたけど、結構この像に興味を持って、近づいて眺めたり、説明を読んだりする人が多いので、なかなかシャッターチャンスがなく、数分待った。
同じく、撮影をする人もいた。

この日は日曜だったが、試験かなんかあったんだろうか、昼すぎにぞろぞろと建物の中に入っていった。
入口にスタバがあったけど、中大生じゃないと、入りにくい感じだった。

パソコンで検索すると(AIによる解説)

テミス像は、ギリシャ神話に登場する法の女神テミスをモデルにした、正義や司法の公正さを象徴する彫像です。天秤と剣を携えた姿で、世界各国の司法機関に飾られています。

テミス像の意匠には、目隠しを付けた像と目隠しを外した像の2種類があります。目隠しを付けた像は、裁かれる人の身分や地位にかかわらず、公正無私に見抜くことを意味しています。一方、目隠しを外した像は、何によっても目を曇らされず裁きを下すことを意味しています。
 
テミス像の持つ天秤と剣の象徴性については、次のような意味があります。
・左手の天秤は「公平・平等」を表し、善悪の判断を厳格に行うことを意味します。

・右手の剣は「公平な裁判によって正義を実現する強い意志」を表し、正義を断固として妥協することなく実行することを意味します。

テミス像は、裁判所や法科大学院棟のロビーなどに飾られています。
 
とのことで、中大のテミス像は、目隠しをしていないほうのものだった。天秤にばかり目が行っていたが、もう片方の手には剣を持っていることに、これを読んでから気づいた。
また、天秤と剣を持つ手がAIの説明とは反対になっている。Web上で画像を見ると両方があるようだった。
 
ところで、中央大学なのだが、法学部は多摩にあったと思っていたら、昨年(2023年)から茗荷谷に移転してきたらしい。
都内の大学は、学生の多い時代は、八王子や多摩地域など土地の広いところに移転する大学が多かったが、最近は学生の数も減り、都心に戻ってくるようである。中大は1978年に八王子キャンパスに移転したが、45年ぶりに都心3か所に戻って移転してきたとのことである。
 
それから、このブロンズのテミス像を作ったのは、 堤直美(つつみ・なおみ)( 1950年、西伊豆町生まれ。韮山高、武蔵野美術大卒)という静岡県の彫刻家の方だということがわかった。.
 
この建物は、 中央大学の前身である英吉利法律学校の校舎をモチーフとしたもので、赤レンガ造りのイメージになっているようだ。地上8階地下2階建ての立派な建物だった。
今回は撮影してこなかったけど、今度行ったら写してこようかと思う。
 
ちなみに、茗荷谷に行ったのは、放送大学の文京学習センターで面接授業があったからで、昼休みに気晴らしに近隣を散歩したのだった。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
« コロッと忘れてしまった | トップ | 阿佐谷ジャズストリート2024 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
学校が多い所ですね。 (ペンギン)
2024-10-25 17:42:48
飛鳥さま

こんばんは。
昔、お茶の水女子大の好きな教授の講演があり、
茗荷谷駅から歩いたことがあります。
都心なのに閑静ないい所でしたが、
中央大もあったとは知りませんでした。
返信する
Unknown (飛鳥)
2024-10-25 19:29:29
ペンギンさん、ありがとうございます。
文京区は学校がたくさんあり落ち着いた街で良いところですね。

中央大学の場所については、再度確認したところ、昔は神田にあったらしいのですが、関東大震災で焼けたりして、1926年に駿河台に移り、法学部は1978年に多摩に移転し、それから年2023年に茗荷谷に移転したということです。

元々この茗荷谷の場所に中大があったわけではないようで、ここに以前何があったのかはわかりませんでした。
最初の英吉利法律学校の校舎のデザインを取り入れて建てたとのことですが、これは神田にあった建物を指しているようです。

ちなみに、AIに質問すると、茗荷谷に英吉利法律学校があったかのような解答をしてくるのですが、AIはあてになりませんね。

私も「都心に戻ってきた」という紛らわしい書き方をしてしまったのですが、同じ場所に戻ったわけではなく、茗荷谷に以前は中央大学が無かったわけです。
返信する
大塚車庫 (せろり)
2024-10-26 09:33:33
そうなんですか、茗荷谷キャンパスができたのですね
初めて知りました
散歩していると、いろいろ面白いですね
そこは、都営バスの大塚車庫というのがあったところのようです。歴史の古い車庫のようです。

中央大学が八王子に移転したのは、ほんとに昔でした。
「工場等制限法」が関わってます。
首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律で、都内で工場を拡張したいとかを制限して、工場が郊外とか地方に移転することになる決まりですが、
ある時から、その「等」に大学を含むという解釈が加わりました
ということで、都心のキャンパスから郊外に移転する大学が増えました
時は流れ、「等」に大学は含まないということになり、大学の都心回帰となりました
これが及ぼした影響というのが、偏差値の変化です
中央大学の法学部は、私立の法学部の中で別格に高かったのですが、八王子があまりにも遠くて、高名な教授とかが離れていって、学生も選ばなくなったのです
関西でも、西の慶応といわれた関学ときんかんぽんのひとつ関西大学が同列になってしまったようです
最後までお茶の水に居続けた明治大学は、都心にあるということで学生に選ばれ続け、今の偏差値にまで上がった
明治大学って、学内の勢力が3つくらいに分裂していて、移転についての方針がどうしてもひとつにまとまらなくて、居続ける結果となって、それが吉とでました
すごいですよね、「和をもって尊し」と出来なかったのが、吉となったんですよ
わからないものですねぇ、世の中は
返信する
Unknown (飛鳥)
2024-10-26 09:54:52
>せろり さんへ
>大塚車庫... への返信
貴重な情報ありありがとうございます!
現在の茗荷谷、中大の場所が都営バスの大塚車庫だったとは、意外なものがあったんですね。

それから、工場等に大学が入っていたとは驚きです。
いくらなんでも八王子は遠すぎますよね。偏差値が下がるのは当然かと思います。
明大が移転しなかった理由に驚きですが、それが吉と出たんですね。
返信する

コメントを投稿

旅行・街歩き」カテゴリの最新記事