添付の写真は、仕事で撮ったカットモデルです。
フラッシュを3灯使用していますが、ここで注意するのは、カットした中の部分にも光を回し、きちんと写すことです。
銀塩カメラは、基本的には現像が上がらないと結果が分かりません。カットした狭いところの露出をフラッシュメーターで測るのは困難ですし、35mmカメラ用のポラバックもありますが、ちょっと特殊です。
そこで、フラッシュの位置を微妙に変えたり、露出を調整したりして何カットか撮影します。
それとて、OKカットがあるという保証はありません。現像が上がってくるまではドキドキです。
その点デジカメは、結果をすぐにモニターで確認できるので、このような撮影の時は、とても便利で安心感があります。
そんなわけで、デジタル一眼はほしいのですが、システムをどのように組んでいくのか、コニカミノルタのカメラ事業撤退で、ますます悩みが大きくなりました。
1.ソニーがデジタル一眼レフを発売するのが夏とのことなので、今α7Digitalを購入する。(それとてお金がいる。この機会に3にするか。)
2.後発の方が性能アップが見込めるので夏まで我慢する。(期待のものが出るとは限らない。)
3.いっそのこと他社に乗り換える。(そんなお金ない。)
2006.1.21、作例を追加
このキッチンの写真もフラッシュを3灯使用しています。キッチンの中で2灯、開口部の奥に見えるリビング・ダイニングで1灯です。
ここで注意するのは、キッチンで2灯フラッシュを使っているので、手前と奥の露出バランスを整えること、更に、台所とリビング・ダイニングとの明るさのバランスを取ることです。また、ガス台の上のタングステン照明が雰囲気良く写ることも必要です。(吊戸棚が白く飛んでしまったのは失敗です。)
このような場合も、仕上がりがすぐ確認できるデジカメは、とても魅力的です。