関刃物まつりでのお買い物。
第1弾は、ガーバーサカイの新製品「小次郎」のご紹介です。
仕様等
折畳長:59mm
開長:104.5mm
刃体長:47mm
刃厚:1mm
ハンドル厚:5.2mm(リベット除く。)
鋼材:420J2
ハンドル材:420J2、G-10
重さ:18.5g
以前ご紹介した「
ムサシ」は、刃を1枚出すとナイフに、2枚出すとハサミになるという二刀流でしたが、「小次郎」は、刃が1枚でナイフとハサミになるという裏技的な道具です。
畳んだ状態は表題写真。普通のナイフと変わりません。(右がムサシ)
しかし、エンド部のロックを外すと、刃がバネで跳ね上がり、そのままハサミになります。
刃の相手方は、ハンドル部が兼ね、ハサミになる部分には細かなギザギザがついています。
このような形状で切れるのだろうかと疑問に思いましたが、実際に紙を切ってみるとムサシより力が入れやすく切りやすいです。
ただし、ハンドルの厚みがあるため、細かな作業には不向きです。
また、刃先を使う作業は物理的に不可能です。
そして、刃を起こすとナイフに早変わり。
当然ですが、片刃です。
小さなナイフですが、比較的握りやすく、扱いやすいです。
まとめ
ムサシより一回り軽く携帯に有利です。
刃の使いやすさは、ムサシとあまり変わりませんが、少し長い分有利でしょうか。
ハサミの普通に切る切りやすさでは、小次郎>ムサシ>クラシック、爪のささくれを切るなど細かな作業では、クラシック>ムサシ>小次郎という感じで、なかなか悩ましいです。
写真を撮り直したいよ。