今日は息子の手術日。
12時30分に、眠くなる薬を経口投与。
ほとんど飲めないので、ゆっくり飲み、舌下に溜めるようにしました。
行ってらっしゃいときちんと挨拶する間もなく、すぐに薬は効いて眠ってしまいました。
手術着に着替え、13時に入室。(表題写真)
手術時間が長い手術ではありませんが、待ち時間は長く感じました。
16時47分、終わって出てきました。ナースステーションの前の集中治療室へ。
結果
内圧検査
蠕動運動はバラバラ。
食道閉鎖の場合はよくこの症状が見られるが、これが原因で食べられないという例はない。
食事に時間がかかる程度で嚥下困難の原因とは考えにくい。
食道内視鏡
咽頭はスムーズに通った。
食道閉鎖でつないだ部分の上部が棚状になっているが、その下を8㎜のスコープが難なく入るので、狭窄は見られない。
噴門部もよく締まる。
抜く時にも再度確認したが、特に食道に荒れや狭窄などの異常は見られなかった。
逆流はないと思われる。
気管を塞ぐ弁が少し赤くなっいるが、原因か結果かはよく分からない。
つまり、赤いのが病変でむせやすいのか、むせやすいので赤くなっているのか分からないとのこと。
pH検査
pHの管を予定通り入れた。24時間観察。
胃婁
胃食道逆流の手術痕に沿って回復し、すぐに胃壁が見られたので、その穴を使って胃婁を造設した。このため、別に穴は開けなかった。
食道に異常がなかったのは良いことですが、嚥下困難の原因が分からないのには困りましした。
胃婁で保険を作ったので、ゆっくり考えましょうとのことでした。
胃婁造設の傷口は、思ったより小さいです。
その左右(写真では上下)に以前手術した胃食道逆流防止の手術痕が見えます。
無意識のうちにチューブを自分で抜いたりしないよう、腹帯をして、手を縛られています。
手術時、器具を口から入れますので、上唇が腫れています。(以前もそういうことがありました。)
酸素マスクをつけています。
顔色が少し悪いですが、血圧、脈拍、血中酸素濃度は異常ないようです。
血中酸素濃度を測る機械が光っています。
手術直後は血圧、脈拍とももう少し高かったです。
麻酔が覚めてからも、まどろむような感じでしたが、時々目を開けて、痰、おしっこ、痛い、気持ち悪いなど、指文字や手話を使って、時には苦しそうに口話で意思表示をします。
辛そうですし、明日何時に来てくれるのとしきりに聞き、不安そうですが、付き添いは不可ですので、今日は妻も一緒に帰宅しました。
1週間ぐらいで一般病室に移れますが、3週間は安静が必要です。
胃婁で栄養は確保できても、口から食べたいです。
原因が分かって改善することを望みます。
本人の写った写真は、家族だけにします。