11時過ぎ、熱が37.7℃でコロナの抗原検査。
結果が出るまで親は病室に入れず、ラウンジで待機。(今日は雨降り、表題写真。)
検査の結果と本人の体調を勘案し、手術をどうするか決めるとのこと。
30分ほどして昼前に陰性確認。入院時から熱は高めで、耳の炎症で熱が出ることも考えられるため、予定通り手術。
朝から絶飲食のため、水分補給で、点滴を取る。
12時15分の予定時刻を過ぎても、前の人が遅れていて、連絡待ち。落ち着かない。
本人は、思いの外落ち着いて見える。
やっと13時50分ごろ5階の手術室へ入室。
手術室の前までは、一緒に歩いて行った。
親は、1階レストランで遅い昼食(妻は割後弁当、私はおろし天ぷらそば。)の後、談話室で待機。
待っているだけで落ち着かないし、疲れる。ちょっと寒いし。
18時過ぎ、談話室閉鎖のためエレベーターホールのテーブルセットで待機。
18時40分ごろ手術室前で医師のお話し。
その後の別の医師の話を総合すると次の通り。
右耳は奇形があり、三半規管がなく、人工内耳の電極を入れるのに時間がかかったが、無事に入り、反応もあったので、音は入ると思う。
左耳は、予想通り真珠腫があり、人工内耳の電極も真珠腫が覆っていた。
真珠腫と周りの組織も少し取った。
本当に真珠腫かどうかの確認のため、細胞検査に出す。(写真は非掲載。)
周りの組織は、細菌を調べ、また炎症が起きた時にどの薬剤が有効か確認する。
外耳道に穴が開いていて、塞いだ。
人工内耳は、蝸牛内電極を除いて摘出した。
次の人工内耳の手術に備え、癒着を防ぐためシリコンを入れた。
包帯はしていない。
6月13日(月)退院予定。
19時10分ごろ手術室から出てきて病室に戻った。
眠っていた。
3時間経ったら(22時頃)、尿のカテーテル、酸素マスク、心電図、パルスオキシメーターを外す。
抗生剤を入れるため、点滴は残す。
水分の注入も可。
ただ、まだ寝ていたら尿のカテーテルは朝まで付けたまま。
明日朝から普通に食事。
20時35分 血圧87-54、熱37.5℃、酸素濃度99
8時40分頃、少し目覚め、妻が顔を見たら笑った。
8時45分頃、痰の指文字、胸を撫でる。苦しそう。吸引をしてもらった。
酸素マスクを鼻からの吸入に変える。
21時55分 血圧89-55、熱37.1℃、酸素濃度98
酸素、心電図、パルスオキシメーターを外す。点滴に抗生剤を入れる。(1時間ぐらい。)
私は帰宅。妻は泊まる。
帰り際、キューサインで「お父さんは帰る。お母さんは泊まる。」と伝えると、「ありがとう」の口の動きをしてにっこと微笑み握手をした。
22時半頃 気持ちが悪く戻しそうになって、痰か唾が出た。
吐き気止めの点滴を使う。
戻した時めまいがした。その後うがいをして口の中を掃除してもらったら落ち着いた。
手術がうまく行ったと伝えたら喜んでいた。
23時25分頃 もう一度戻した。口の中に溜まったものを取ってもらって寝た。
右向きは良いけれど、左を下にして寝ると当たると言って右向きで寝ている。
2時ごろ目が覚めて、その後30分おきぐらいに目が覚めた。
母親と手をつないだら、気持ち悪いのが和らいで安心したよう。