ぶらり蔵王温泉

山形も蔵王温泉は、開湯西暦百十年、いまから1900年ほど前、日本武尊の東征に従った吉備多賀由により発見されたという伝説が残っており、日本最古の温泉地のひとつと言われているそうです。

多賀由が、矢の毒を癒すために入浴したところ、たちどころに傷は全快したという話が残っており、発見者の名をとって多賀由温泉と呼ばれました。
時に、高湯温泉と改め、現在の蔵王温泉に至ります。

蔵王温泉の一日に吹き出す湯量は、なんと１分間に約5700リットル、一日8700トンものお湯が噴き出しているそうです！

さてそんな蔵王温泉は強酸性の硫黄泉で、ムコ多糖タンパクを活性化させる働きがあり、そのおかげで、体内水分量を増加させ、肌を若返る効果があり、皮膚病にも効能が期待できそうですよね。

蔵王に来たら外湯がお薦めです。
宿の浴衣を来て下駄を引っかけて、温泉街ならではの源泉かけ流しのお風呂にぶらりと浸かるのもなかなかいいものです。



3か所ある外湯のうち、私が一番好きなのは早朝の川原湯。
浴槽の下はスノコになっていて、足元湧出しというか、イメージは湯畑に体を浸しているような感じです。
今回はお昼に入湯しましたが、いつも以上にビリビリした活きのいい熱いお湯で、いざ気合いで入ったものの、浴槽の中では身動きが取れないくらい熱かったです。
少しでも体を動かすと「イタタタタッ！」と思わず叫んでしまうほど。
だからあがるのも勇気が要ります。

そのうち、男湯のほうから集団の声がしてきて、
「熱すぎる～！」
「46度もある…いや47度！47度もあるぜ～」
「入る勇気あるか？」
などと聞こえてきましたが、皆入らずに立ち去ってしまったようでした。
用意周到に温度計を持参してきたのでしょうか？
謎です。

今回の川原湯は刺激的な熱いお湯でしたが、今月は中旬以降にお掃除が入るそうです。
また下湯は、基礎部分が老朽化したため今月は工事が入っており入浴できませんでした。
いよいよスキーシーズンに向けて、温泉街をあげて迎え入れる準備を進めているようですね。

さて温泉街でこんな面白いものがあったので試してみました。



コンビニではこんなものが…



この商品をお買い上げで、写真唐揚げが割引となるそうです。
私の好奇心は質問で満たされOFF。



このジャンボプリンには好奇心がON購入。
カラメルソースが入っていないので、さらに気にいったのです。
みて下さい、この350mlのチューハイと同サイズ。
刺激的でしょ？？

さてチャレンジ結果はというと、まあまあかな。
また買うかどうかと言えば、そのうちいつか買いますといった感じ。

蔵王ならではのスイーツなどなど、皆さまにはそちらをお薦めしま～す。