山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

手打ち蕎麦 きふね

2012年03月16日 | 蕎麦

今年の冬は日本海側のあまりの雪が多さに躊躇してしまい、大好きな山形蕎麦の一番おいしい季節をスルーしてしまいました。

待ちに待った春が感じられるこの頃。

抑えていたトキメキを胸に、山形に向かいました。

 「手打ち蕎麦 きふね」さんを初訪。

すでに駐車場は満車で、どうしようか~と思っていたところ、次から次に後続の車が入ってきます。

片隅で少し待っていると順次お客さんが出てきて、駐車場が空きました。

普通の民家さんですが玄関が広く、エントランスもあって、窮屈さは感じませんでした 。

 駐車場は一杯でも、店内に入ると席は空いていて、すぐに座ることができました。

 

民家さんのお蕎麦屋さんにしては、メニューが豊富な印象を持ちました。

この時節の限定メニューは「柚きり」「柚きりと蕎麦の合盛り」。

単品で「げそ天」と「舞茸天」をオーダーしましたが、思ったよりボリュームがあり、私の感覚では「てんこ盛り」に近かったです。

舞茸のサクサク感、舞茸の大きさに食べごたえを感じました。

げそ天は食べやすくカットされてから揚げられていて、下足がスポッと抜けた甘めの衣にしみたイカのジューシー感にとても幸せな気分を感じました♪

太打ちの田舎そばと、十一(トイチ)細打ち手打ちそばとの二色板(3人前)1700円を二人で食べることにしました。

つゆは鰹節の香りも香ばしく、しっかりした味わいで甘味と辛味の均整がよいつゆです。

細打ちの蕎麦にはつゆの個性が強過ぎるかと思いきや、コシのあるヒンヤリした蕎麦がつるりと舌の上で踊ったその後に、なんと蕎麦の甘味・旨味が鼻孔に戻ってくるではありませんか。

次に太打ちをつゆにつけてみると、こちらの方がこのつゆに合っているのではと思いきや、蕎麦の独特の香りがつゆと馴染んで、お互いの個性が柔らかく馴染みすぎといいますか・・・噛めば噛むほどに甘味を感じるおそばでした。

細打ちは石臼挽きで香りを、太打ちは杵挽きで風味を活かして手打ちされています。

まことに、蕎麦の奥の深さを思い知らされたのでした。

「蕎麦道」とでもいうのでしょうか。

ご馳走様でした!

 

■手打ち蕎麦 きふね

住所 山形県山形市天神町68  

TEL:023-684-8446 

営業時間:11:00~15:30/17:00~19:00
店休日:水曜日
席 数:28席
駐車場:14台