山形の町中温泉で一番気に入っているのが、寒河江の「ゆ~チェリー」。
なんとこの温泉は3種類の全く異なる泉質の源泉を引湯しています。
しかもその2種類の温泉が高濃度温泉。
高・低温サウナに水風呂、露天風呂も完備され、本当に贅沢な温泉施設です。
別料金で、個室や大広間も利用できます。
内湯は2つ。
寒河江花咲か1号温泉大浴場は、美肌の湯ともいわれる高張性中性高温泉で、硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉を含み、糖尿病・痛風・慢性皮膚病・慢性婦人病・高血圧症への効能があるとか。
今までこの浴場に何度も入湯していますが、昨日の花咲1号は「凄かった~!」です。
もともと美肌成分のある炭素を含んだ温泉なのですが、昨日はまるで墨汁をお湯で溶かしたかのように、浴槽に身を沈めたなら自分の足さえ見えないくらいの真っ黒なお湯でした。
手もお尻もいつも以上に真っ黒になりました。
それは効能が「濃い」証拠で、私としては真っ黒になるのは温泉効果で嬉しいくらいですが・・・
昨日も温泉に入浴した地元の方が「昨日は今までと同じ。こんなになったのは何年も通ってはじめて」とおっしゃっていたことが気にかかります。
もう一つの内湯、新寒河江温泉大浴場 は、別称健康の湯。
ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉・単純温泉を含む低張性中性高温泉で、神経痛・五十肩・運動マヒ・慢性消化器病に効くそうです。
露天の寒河江花咲か2号源泉は、あったまりの湯。
高張性中性高温泉で、ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉を含み、慢性皮膚病・慢性婦人病・きりきず・やけど・虚弱児童に効果が期待できるそうです。
この温泉に浸かると、ぐっすり安眠できます。
300円という気軽さも魅力ですが、他県利用者には寒河江スマートICが目の前という立地も嬉しいものです。