そば処瀧見館さんから見える「白糸の滝」は、滝壺のそばまで近づくことができます。
滝しぶきが、天然のミストシャワーのように降りそそぎ、とても涼やかな場所です。
流れる水も透明です。
この縁石を向こうへ渡ってみましょう。
「鬼子母神」、「こうもり穴」を経て滝の上にでます。
この森林の中の遊歩道は、かつての鉱山跡地へと続いているのです。
「せとこい橋」を渡ると、「斉藤茂吉の歌碑」がありました。
雑木林の一面の緑と小川のせせらぎが心地よい場所です。
銀山という所以が偲ばれる、岩石の開いた穴。
中でも「夏しらず抗」は、中へ入ることはできないものの、入口から天然の涼風が絶え間なく吹きつけてきました。
自宅のエアコンなら風速は最強、冷たさは冷蔵庫内の冷感です。
ちょっと広い場所に出ました。
これを突き進むと今は廃村となってしまった「上の畑」がありなす。
天保年間にその村では「上の畑焼」が焼かれ、雪国に生まれた磁器、東北4代古窯の一つなのだそうです。
現在「上の畑焼」は温泉入口の「上の畑焼陶芸センター」で再現されています。
「おもかげ園」という場所にでました。
トイレなどの施設が完備されていました。
庭園風の池には、鯉が泳いでいました。
この石碑の上に銀山発見伝説の儀賀市郎左衛門の像があった様子ですが、震災の影響でしょうか、像はなくなっていました。
銀山温泉の所以となった「銀鉱洞」へ。
400年前の銀山のにぎわいが偲ばれる国指定史跡「銀鉱洞」入口。
少し怖いような・・・
思い切って突き進むと、想像もできなかった光景が広がっていました。
照明のおかげで、幻想的な雰囲気、洞窟ならではの涼感と水の滴り・・・
これだけの施設が無料で見れるのは、素晴らしいと思います。
冒険心と好奇心が満たされたた私は・・・
ひたすら山道を歩く歩く・・・
やがて広場のような場所に出ました。
杉の木立に取り囲まれた「山の神神社」です。
ちょうど「亀屋」さんの裏手あたりの場所です。
ここから温泉街へとつながっています。