日本三大薬湯であり、越後の三名湯でもある松之山温泉。
日本三大薬湯とは、他に草津温泉、有馬温泉と言われています。
松之山温泉は、すべて天然に自噴し、鷹の湯、庚申の湯、鏡の湯、湯田の湯、じょうもんの湯、湯坂の湯、翠の湯の七ヶ所の源泉があります。
泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物泉。
こちらは、日帰り入浴施設の「鷹の湯」さん。
内湯と露天があります。
とてもしょっぱいお湯で、体がすぐに温まります。
とても効能がありそうなのに、長湯したくても温まりすぎてしまうのが残念。
きっと寒い時節なら、心地よく長湯できるかなぁ~?
◆鷹の湯 新潟県十日町市松之山湯本(TEL025-596-2221)
(4月~11月)午前10時~午後9時30分(午後10時閉館)
(12月~3月)午前10時~午後8時30分(午後9時閉館)
休館日 第2・第4木曜日(休館日が祝日の場合は次の日休み)
入浴料 500円(小学生未満無料)
源泉に湯坂の湯が使われている「ナステビュウ湯の山」さんも日帰り温泉施設です。
今回は残念ながら時間がなく、入浴はできませんでしたが、こちらの施設には露天風呂に内湯・サウナもあり、休憩室もあるようです。
松之山温泉は、ホウ酸含有量日本一で、1Lあたりの含有量は349.5mg。
当地にある観光案内の看板には、約1000万年前の化石海水が、
地圧によって湧出してくるジオプレッシャー型温泉であるという、
新潟大学の大木、佐藤らによって提唱されている説の記述があります。
ジオプレッシャー型温泉であるということは、いつか枯渇する温泉です。
いつか時間があったら、松之山温泉の全ての源泉を巡ってみたいものです。
◆ナステビュウ湯の山
12月〜3月:午前10時〜午後9時(最終受付時間:午後8時30分)
4月〜11月:午前10時〜午後10時(最終受付時間:午後9時30分)
料金 大人(中学生以上):500円 子供(小学生):300円