山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

へきそば 小嶋屋本店

2013年07月29日 | 蕎麦

新潟県、元祖へぎそばの蕎麦屋「小嶋屋本店」に行ってみました。

その日は三連休のため、店内は飲食待ちで混雑していました。

まずは店内の名簿に記帳します。

店内外で時間をやり過ごし呼ばれるのを待ちましたが、

結局その日は記帳から退店まで2時間ほどかかってしまいました。

100席もあるのですが、雰囲気の良いお店なので、

皆さん結構ゆっくりお食事されるようです。

小嶋屋さんのへきそばとは、蕎麦とつなぎである布海苔を練り込んだ十割蕎麦。

店内のカウンターには蕎麦猪口がディスプレイされていて、

こぢゃれた雰囲気でした。 

まずは氷の入った冷茶が運ばれてきました。

へきそばは少し緑が入った蕎麦で、ぐるりと束にそばが巻いてありました。

小嶋屋さんではそれを織物をする時の糸を撚り紡いだ“かせぐり”などからきた

手ぐりの動作に例え「手振り」「手びれ」と呼んでいるそうです。

茹で上げて蕎麦を巻くのはとても手がかかる行程だと思います。

けれどこの束を汁につけて食べると、あら不思議。

つるつるとした食感と共にギュッギュッとした面白い食感が楽しめます。 

蕎麦を少しだけではこの不思議な食感はなく、固めに茹でた蕎麦と同じです。

本来蕎麦は香りや蕎麦粉の風味を楽しむものという認識が私にはありましたが、

このへきそばは食感を楽しむ蕎麦です。

サメ肌で山葵をつけても美味しいのですが、食感に飽きてきたら、

からしを薬味にするのもおすすめなのだそうです。

こんなに混んでいるからほとんど期待していなかったのですが、

天婦羅はいい油を使っているのが解る上質な味。

サクリとしながら、素材の旨味が最高のタイミングで封じてあります。

天丼は甘じょっぱいたれが魅力ですが、このご飯(お米)の美味しいこと。 

天婦羅もふっくらと上品に揚がっていていました。

接客も丁寧で好感の持てるお店でした。

 

■小嶋屋本店

住所  新潟県十日町市 本町4丁目

TEL 025‐757‐3155