秋田の夏瀬ダムの奥ダートを走行した終着地に「都わすれ」という宿があります。
(宿泊者はお車での送迎あり)
この旅館では、宿泊者の各部屋に専用露天風呂を置いているそうです。
江戸時代、角館城主佐竹家は、夏瀬温泉を管理するための材木を広久内の民に授けたという文献が今も残っており、江戸時代から地域の人々から愛され続けた温泉なのだそうです。
日帰り入浴(専用大浴場:500円>11:00~14:00)も可能ですが、日帰り入浴者は専用の玄関から入るようです。
こちらがその玄関口。
随分素敵な施設ではありますが、この施設で靴を脱ぎ、また外にでて本館フロントへの裏玄関へ。
入浴料金を支払い、また本施設をでて一旦外のテラスに出て、浴場へ。
宿泊者が最優先の宿なので、致し方ないと思います。
こちらは宿泊専用貸切風呂。
貸切風呂は2つあるようです。
かつて現在とは別経営者による一軒宿が存在したが、2004年11月で閉鎖。
2005年8月に乳頭温泉郷の一軒宿「妙の湯」を運営している企業が運営に名乗り上げ、「都わすれ」として再開したそうです。
源泉かけながし100%のナトリウム - 硫酸塩泉(低張性弱アルカリ温泉)PH 8.1 。
脱衣所のカゴも意匠の作品でしょうか、上品な雰囲気です。
まさに色香のある大浴場は、「ぬるめ」と「ちょっと熱め」のふたつの浴槽があります。
この大浴場から雑木林の眺めれば、心が休まるとはこういうことをいうのでしょうか、鳥が枝に飛んで来たりさえずったり微笑ましく感じながら・・・とてもスローな時間が流れました。
お湯もとても瑞々しく、掃除もこれ以上ないくらい徹底されていて、心から安心して入浴できました。
こんな素晴らしい温泉をほぼ独り占めできたのは、信じられないほどラッキーでした!
感謝!
■夏瀬温泉 都わすれ
住所 秋田県仙北市田沢湖卒田字夏瀬