鶴の湯温泉は乳頭温泉郷でもっとも古くからある温泉場といわれ、発見は江戸時代とされ、開湯当初は「田沢の湯」と呼ばれたそうです。
秋田藩の佐竹義隆も湯治に訪れたことがあり、2010年に登録有形文化財に登録された「本陣」という建物があるのは秋田藩の警護のものが泊まったとされる名残なのだそうです。
1708年になると、鶴が傷を癒している所を勘助というマタギによって発見されたことを機に、温泉名が「田沢の湯」から「鶴の湯」となったとか。
その後は農閑期の湯治場として一軒宿として営業を続けていたそうです。
甘味処もあります。
建物全体が鄙びたイメージで統一されているのが、鶴の湯の特徴です。
宿泊すれば、こんなお部屋なのですねぇ~。
何度か予約にチャレンジしましたが、当時のことですが、紹介者がいるのかどうとか聞かれました。
この鄙びた感じが良いと思ってましたが、久しぶりに来てみたら・・・
紅葉の季節も過ぎ、ある程度の閑散期だからでしょうか。
いつも来ていた紅葉の時期の混雑感がなく、そこはかとなく「湯治宿の雰囲気」を実感した私でした。
さて、入浴してみましょう♪
女性の露天風呂は足元湧出のお風呂が人気です!
白湯、黒湯、中の湯、滝の湯の4種類の源泉が存在し、泉質はそれぞれに違います。
混浴の露天に続く女性脱衣所へ。
ひとり占め!
女性の露天と混浴露天が通路で繋がっています。
やっぱり・・・今回も混浴に行く勇気出ませんでした。