嵯峨野の天龍寺は、臨済宗天龍寺派大本山の寺院。
足利尊氏が後醍醐天皇の霊を慰めるため、1339年(暦応2)夢窓国師を開山として創建。
室町時代には京都五山の第一位を占めたそうです。
創建以来、8度にわたる大火にあい、創建当時の壮大な面影今は残っていません。い。
日本で最初に史跡・特別名勝に指定され1994年(平成6)12月には「古都京都の文化財」として、「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録。
晴天に恵まれ、気持ちよいお参りとなりました。
新緑や紅葉の時期は、さぞかし美しい景観となることでしょう。
法堂。
寄棟造の浅瓦葺で、東を正面としています。
天井は鏡天井で鈴木松年により明治32年(1899)に描かれた雲に乗る龍の絵だったそうですが、平成9年(1997)に法「堂移築100年夢窓国師650年遠諱記念事業」として加山又造画伯により新しく雲龍図が制作されました。
明治32年(1899)建立の庫裡。
庫裏は七堂伽藍の一つで、台所兼寺務所の機能を持つそうです。
方丈や客殿と棟続きで、切妻造の屋根下の大きな三角形の壁を正面に見せ、白壁を縦横に区切ったり、曲線の梁を用いたりして装飾性を出し、天龍寺景観の象徴ともいわれています。
また、玄関に入ると、正面に大衝立の達磨図が見れるそうです。
前管長である平田精耕老師の筆によるもので、方丈の床の間などにも同じ達磨図が見られるそうです。
庭園(曹源池・百花苑)、諸堂(大方丈・書院・多宝殿、特別公開の法堂「雲龍図」を拝観すると、1300円もするのでやめにしました。
飛雲観音さま。
次は、竹林の小径に行ってみましょう♪