
「シンプルに生きる」
ドミニク・ローホー
訳・原秋子
幻冬舎
ひと所に何十年も住んでいるせいか、整理しなきゃと気になっている所だらけ。
引き出し一つ開けても、モノモノモノでぎっしり。
たまに処分したモノに限って、後で必要になったりするものだから、
「捨てることはいつでも出来る」と取り敢えず取っておいたり。。。
この本に惹かれたのは、モノに対してだけではなく、これまでやって来たことの整理見直しの時期に来ていることをどこかで感じていたからかも知れない。
シンプルで豊かな生活を得るために
・ものと上手につきあう方法
・住まい
・ファッション
・時間管理
・お金の管理
・美容
・食事
・ひとづきあい
・自己管理
の項目で書かれています。
参考にならない部分もあったけれど、賛同出来る面はかなり有り。
現代は「断捨離」なる言葉も出現したくらい、物心両面の整理で個々が自由になることを求めている時代のようです。
冒頭に掲げてある「シンプル主義の37カ条」の中から抜粋
・欲求と必要の違いを区別できるようにする
・場所を移動させただけで「片付けた」と思わない
・シンプルにすることは「愛するものを排除するのではなく、
幸せのために役にも立たず、貢献もしないものを排除するのだ」と自分に言い聞かせる
・泥棒が入っても、とっていくものがないくらいにしておく
・関わっているさまざまな活動の数を減らす