札幌で用事が入っているこの日、夜コンサートが入っていないか調べてみるとこれが。
東京クヮルテット演奏会
7月13日(金)19:00~
札幌コンサートホールキタラ大ホール
ハイドン:弦楽四重奏曲第74番ト短調作品74-3「騎士」
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調作品10
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番ハ長調作品59-3「ラズモフスキー第3番」
第1ヴァイオリン:マーティン・ビーヴァー
第2ヴァイオリン:池田菊衛
ヴィオラ:磯村和美
チェロ:クライヴ・グリーンスミス
チケットは残っている一番安い席をネット注文したので、一番後ろから2番目の中央。
ここは十数年前、キタラに初めて入って聴いた(バッハ:マタイ受難曲)席、ステージのあまりの遠さに驚いた席。
下方に見える4点が奏者の座る椅子。
始まるや否や、やはり音が遠い。
室内楽はそれに相応しい入れ物があるのでは。
遠いけれどもppまでよく聞こえる柔らかなアンサンブルはウチのオケの弦パートの人達にも聴いて貰いたかった。
チェロが特に秀逸。
特色の明確に違う3曲、素晴らしい演奏で楽しませて頂いたお代は千円。(フフ)
PMFアカデミー生と思われる若者達の歓声が響いて、場内の雰囲気を盛り上げていた。
アンコール。
ハイドンはジプシー風の楽しい曲、ヴェーベルンは19歳の時に作曲したロマンティックな曲でした。
PMFの室内楽の教授陣でもある東京クヮルテットは来年6月、結成40年以上にわたる活動に終止符を打つそう。