
プラハの朝、ドイツのドレスデンへ向かう。
バスで約3時間、到着したのはエルベ川沿いの「ブリュールのテラス」と言われている歴史地区。
18世紀、ブリュール男爵がこの辺りを改造、約1㎞に渡る遊歩道や景観をゲーテは「ヨーロッパ随一のバルコニー」と称えたそう。
敗戦国なので爆撃による破壊が激しく、殆どが修復されたものだそうで、その最たるものがフラウエン教会。

戦争を戒めるため、街中にそのまま残しておいた瓦礫を東西統合後に十数年かかって組み合わせ再築。
中にはいると突然の荘厳さ、流れる空気の違い。

上の方にパイプオルガンがありますね。
丸い天上が高い。


ツヴィンガー宮殿。18世紀、フリードリヒ・アウグスト1世が自身のために建立。
それまでのレジデンツ(王宮)はすぐそば。

側面の外壁には歴代君主がタイル2千枚で描かれている。戦中400枚が破損、その後修復。


中にはいると、とてつもなく広い中庭。




こんな格好のガイドさんも。

屋上は凝ったバルコニーが2段造りで噴水もあり、彫像も沢山、君主家族が私的に過ごせる空間だったのではと想像。

劇場広場側からの外観。

劇場とはザクセン国立歌劇場。東ドイツ時代の名称はドレスデン国立歌劇場。

タンホイザーなど初演は多数。
宮廷教会の一部。トップ画像も。

西洋菩提樹に新芽。
