プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

大石直弘

2012-05-12 00:04:23 | 日記
1978年
・ドラフト3位指名・大石直弘投手の仮契約が無事終了した。同投手担当の三輪田スカウト、当銀スカウトらの入団要請が実ったもので、契約金は1200万、年俸は240万。無論、将来性を買ったものだが長身の本格派左腕で、左投手が少ないだけに、梶本監督が彼に寄せる期待は大きい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜田知明

2012-05-12 00:03:10 | 日記
1983年
・阪神の投手陣にラッキーボーイが出てきた。ドラフト5位で入団したルーキー浜田だ。5月17日に念願の一軍入りを果たし、リリーフで5試合に登板、5イニング無失点を続けている。コントロールが良く小気味のいいピッチング、よっぽど強運の持ち主なのか打たれてもホームインを許さない。小林以下、先発要員が4人しかおらず、ローテーションの谷間に苦しむ安藤監督は、強運のルーキーを近いうちに先発させる予定でいる。三重県の長島高から電電東海を経てプロの門をくぐった。「コントロールがいいのが取り柄かな。ストレートはまあまあ。カーブをはじめ変化球は大したことないですよ」と控えめだが、実戦派と呼んでいいだろう。一昨年のドラフトで中日に5位指名されたが、事前のあいさつにやってきた阪神に「プロには行きません」といった手前、仁義を守った好漢。切手、コインの収集が趣味の落ち着いたムードを持ったルーキーだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

待井昇

2012-05-12 00:02:31 | 日記
1975年
・太平洋の成長株・待井外野手が投手として再スタートすることになった。入団1年目の待井はウエスタンで3割近くをマーク、昨年は一軍戦にも出場し、南海戦では決勝打を放ち注目を浴びたものだった。だが、江藤政権の今シーズン、待井の存在価値はそれほど大きく認められずファーム落ちしていた。それでも「投手」としてのチャンスを与えられた待井は恵まれている方だろう。阪神6回戦に5回から登板、3イニングを5安打の1失点。「あいつは足腰のバネがいいし、もともと投手タイプ。思ったよりいけそうだ」と、首脳陣の評判も上々だ。待井も「コンバートを言い渡されたときは正直いって戸惑いがありましたが、今は投手一本で全力投球です」と、再起へ確実に歩み出している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松岡高信

2012-05-12 00:00:43 | 日記
1975年
・ウエスタンリーグ
太平洋のオープニング投手、松岡はちょっとした異色の存在。ルーキーでいきなり開幕試合に登板、期待の大きさを物語っているが、もともと本職は外野手。大阪学院大学時代はクリーンアップを打ち、外野手として活躍していた。ところが人間、ひょんなところから思わぬ方向に進んでいく。試合前の練習で、この松岡がバッティング投手として投げていた。それをたまたま見ていたのが太平洋のスカウト。コントロールがいいし、伸びもある。184センチという長身も魅力だ。こうして昨年のドラフトで投手として4位指名された。「ピッチャーをやるんですか。きらいじゃありませんけど・・・。ハイ、入団させてもらいます」プロの魅力に勝てず、OKの返事を出したものの、心境は複雑だった。それもそうだろう、一生懸命に取り組んできた外野手としては認められず、試合前のバッティング練習で投げているところに目をつけられるとは・・・。こうして誕生した異色投手がいきなり開幕試合で先発デビュー。さすがに体はコチコチ。「自分ではアガっていないつもりだったのに・・・」一回、近鉄打線につかまり、本塁打を含む連続安打を浴びてダウン。散々の「初体験」だった。それでも二度目の南海戦では、藤田と互角に投げ合うなどチーム内の評判は上々。スリークォーターから投げ込む球は打者の手元でグンと伸びている。その投球フォームは大洋に移籍した河原にソックリだ。和田二軍監督も松岡のことになると目を細めっぱなし。「球の回転がいいネ。素質があるんだから、どんどん投げさせますよ」と、いかにも楽しみといった口ぶりだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江幡和志

2012-05-12 00:00:12 | 日記
1982年
・大洋の3年目、江幡が徐々にではあるが、イースタンでの実戦に顔を見せ始めた。これまでは故障に泣かされてきたが「今季にはいり、ようやく体ができて見違えるピッチングをするようになった」こう稲川コーチがいえば、「上背もあるし、腕の長さを利かした投球ができるのは強みだ。ドロップ気味にストンと落ちる球を投げたかと思えば、次は横へ流れるスライダーだったりするんだヨ」と、山根二軍監督もその逸材に一目置いている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする