プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

鏑木悦純

2012-05-26 18:36:19 | 日記
阪神8-4東映 倉敷

勝 鏑木 敗 森安

東映森安、阪神鏑木の両先発投手はともに立上り手痛いところで本塁打を打たれるなどさんざんのスタート。鏑木が二回から立直り、シュートとカーブを外角低めにきめて六回までなんとか持ちこたえたのに対し、森安は球威なく、二回にも乱打された。二番手の尾崎はスピードは出てきたもののまだタマには伸びがなかった。東映は投打に精彩なく、わずかに初回右翼場外にオープン戦6号を放った張本のバッティングが目についていただけ。

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簾内政雄

2012-05-26 18:29:42 | 日記
東北人の粘り強さ
大活躍の簾内投手

日鉱50年目の宿願に一役

後藤監督が胴上げされると、日鉱のスタンドは一斉にワッショイ、ワッショイ」-三間社長も副社長もほとんど顔をそろえた会社幹部も、勝利の興奮にほおを紅潮させている。何しろ大正五年にチームが結成されてから苦節五十年にして初めてつかんだ栄光だから大変な騒ぎである。しかも社会人野球の大鵬といわれる日本石油を堂々と寄り切り、ナンバーワン投手平松をKOしての勝利だからなおさらだ。「全国大会に優勝したのは初めて。準決勝に進んだこともなかったんだから・・」と後藤監督がいうと、勝利の立役者・簾内投手も「四試合完投(うち三日間は連投)は初めて。それにホームランも生まれて初めてです」と顔をほころばせる。初めてずくめの輝かしい優勝だった。それにしても、社会人野球にはすばらしい新星があらわれたものだ。簾内といっぷう変わった名前の投手が出て来たのは三年前。当時からタマは速くてノーヒット・ノーランなどの快投をやってのけたこともあるが、ヒジを痛めたりしてパッとしなかった。ヒジの故障がなおった昨秋から、彼なりに自信というものをつかんできたようだ。身長175㌢、体重76㌔というめぐまれた身体から重みのあるストレートと大きな落差のドロップを武器に、この大会は四試合をひとりで完投、防御率0.75という快投だった。「相手が強い日石さんだから打たれてもともと」と楽な気持ちで投げたという。一昨年東京オリオンズからリストアップされたとき「プロでやるガラではない。いなか者は山の中にいればいい」と断ったという話がある。能代高時代に全国高校選手権に出場したが、東北人らしいぼくとつな選手だ。練習熱心で夜でも室内練習場で投げるほど。それに根性もチーム髄一といわれる。努力でかちとった初優勝といえるだろう。
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奥田敏輝

2012-05-26 16:12:17 | 日記
フォーム・・・スリークォーター  球種・・・カーブ、シンカー

阪神5-0東映 勝 奥田 敗 伊藤 ◇大津

阪神は打力を生かして捕手から外野へコンバートされた和田が二回低め速球を左翼場外へ先制ホーマーした。高校(明星)時代から低めに強かった和田らしい一撃。オープン戦七試合中六試合まで二ケタ安打を記録し大いに当たっていた東映は一回の一死一、二塁を白の遊ゴロ併殺でのがすなどこの日は元気が無かった。もっとも阪神の先発奥田(桜塚商、二年目)は低目の変化球によいコントロールを見せた。6イニングを投げ、ベルトより高いタマは一球もなかった。すごみには欠けるが、決めダマのシンカーとカーブはなかなか味がある。阪神は八回代わったばかりの落合(中野実商)に小玉が左翼へ2ラン、さらにカークランドも右翼へオープン戦第四号の2ランホーマーを飛ばし力のあるところを見せた。

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長島吉邦

2012-05-26 15:37:11 | 日記
登板二度目のルーキー・長島が阿部に本塁打された1失点だけで完投した。スピードはなかったが、小さなカーブとシュートで左右をていねいについた。中盤ボールが先行したが、四球は四個でまずまずのでき。広島にとっては使える見通しがついた。東尾は変化球を多投したが、スピードはもう一歩でコースが甘かった。
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