なかなかの強心臓
ほめていい被安打四
千原が初登板した。杉浦監督が阪急から移籍した牧田とともに対巨人戦用の左腕投手として期待している新人である。雨でグラウンドは柔らかく新人のデビューには気の毒なコンディションだったが、まず、及第点のつく投球だった。二回、味方内野陣の失策がもとで一点を取られ、敗戦投手になったが、六回投げ被安打四はほめていい。杉浦監督は「千原はよく投げた。プロにはいってからおぼえた球を実際に役立てていた。九十点やっていい」という。
フォームがリズミカルなので打者への威圧感が乏しい。スピードがないなど不安もあるが、威力のないわりにはよく伸びる球質の持味だ。それにシュートもいい。杉浦監督がいうショート・リリーフ用にはおもしろいかもしれない。千原は「立上りにちょっと力んでしまったが三回あたりから思うようにいった。初登板だからといって別にあがらなかった」という。なかなか心臓も強い。1㍍77、73㌔、左投げ、左打ち。
ほめていい被安打四
千原が初登板した。杉浦監督が阪急から移籍した牧田とともに対巨人戦用の左腕投手として期待している新人である。雨でグラウンドは柔らかく新人のデビューには気の毒なコンディションだったが、まず、及第点のつく投球だった。二回、味方内野陣の失策がもとで一点を取られ、敗戦投手になったが、六回投げ被安打四はほめていい。杉浦監督は「千原はよく投げた。プロにはいってからおぼえた球を実際に役立てていた。九十点やっていい」という。
フォームがリズミカルなので打者への威圧感が乏しい。スピードがないなど不安もあるが、威力のないわりにはよく伸びる球質の持味だ。それにシュートもいい。杉浦監督がいうショート・リリーフ用にはおもしろいかもしれない。千原は「立上りにちょっと力んでしまったが三回あたりから思うようにいった。初登板だからといって別にあがらなかった」という。なかなか心臓も強い。1㍍77、73㌔、左投げ、左打ち。