1973年
近鉄は、二十二日午後一時から大阪市東区森ノ宮の球団事務所で、上原代表、西本監督が立ち会いドラフト三位指名の上林成行投手(24)=1㍍80、75㌔、右投げ右打ち=と六位指名の西濃運輸・太田清春投手(22)=1㍍80、75㌔、右投げ右打ち=の入団を発表した。背番号は上林26、太田45。上林投手は過去、南海(四十二年)広島(四十三年)太平洋(四十七年)とプロ野球から三度にわたって指名をうけたが、そのつどプロ入りを拒否していたが、ことしはクラレ岡山の野球部が解散したことからプロ入りへ踏み切った。上手投げの本格派で、球質は重く、即戦力として期待されている。太田投手は四年前、上手投げからアンダースローにかえたことがきっかけとなり、その後、メキメキと力をつけ、今秋の産別大会ではおおいに活躍した。
上原代表の話「上林君を獲得できたことは非常にラッキーだった。太田君はうちにもう一人いる太田君(幸司)とともにりっぱな投手に成長してほしい」
西本監督の話「二人ともノンプロ界からの入団だけに、それなりの力をそなえていると思う。一日も早く期待に応えてほしい」
上林投手の話「いままで三度も指名されたが、進学希望や自信がなかったことで迷っていたが、プロに入った以上は力いっぱい自分をためしてみたい」
太田投手の話「ノンプロとプロではスピードや力に差があると聞いている。どのていどついていけるかわからないがとにかくがんばります」
近鉄は、二十二日午後一時から大阪市東区森ノ宮の球団事務所で、上原代表、西本監督が立ち会いドラフト三位指名の上林成行投手(24)=1㍍80、75㌔、右投げ右打ち=と六位指名の西濃運輸・太田清春投手(22)=1㍍80、75㌔、右投げ右打ち=の入団を発表した。背番号は上林26、太田45。上林投手は過去、南海(四十二年)広島(四十三年)太平洋(四十七年)とプロ野球から三度にわたって指名をうけたが、そのつどプロ入りを拒否していたが、ことしはクラレ岡山の野球部が解散したことからプロ入りへ踏み切った。上手投げの本格派で、球質は重く、即戦力として期待されている。太田投手は四年前、上手投げからアンダースローにかえたことがきっかけとなり、その後、メキメキと力をつけ、今秋の産別大会ではおおいに活躍した。
上原代表の話「上林君を獲得できたことは非常にラッキーだった。太田君はうちにもう一人いる太田君(幸司)とともにりっぱな投手に成長してほしい」
西本監督の話「二人ともノンプロ界からの入団だけに、それなりの力をそなえていると思う。一日も早く期待に応えてほしい」
上林投手の話「いままで三度も指名されたが、進学希望や自信がなかったことで迷っていたが、プロに入った以上は力いっぱい自分をためしてみたい」
太田投手の話「ノンプロとプロではスピードや力に差があると聞いている。どのていどついていけるかわからないがとにかくがんばります」