プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

上林成行・太田清春

2023-12-17 20:03:22 | 日記
1973年
近鉄は、二十二日午後一時から大阪市東区森ノ宮の球団事務所で、上原代表、西本監督が立ち会いドラフト三位指名の上林成行投手(24)=1㍍80、75㌔、右投げ右打ち=と六位指名の西濃運輸・太田清春投手(22)=1㍍80、75㌔、右投げ右打ち=の入団を発表した。背番号は上林26、太田45。上林投手は過去、南海(四十二年)広島(四十三年)太平洋(四十七年)とプロ野球から三度にわたって指名をうけたが、そのつどプロ入りを拒否していたが、ことしはクラレ岡山の野球部が解散したことからプロ入りへ踏み切った。上手投げの本格派で、球質は重く、即戦力として期待されている。太田投手は四年前、上手投げからアンダースローにかえたことがきっかけとなり、その後、メキメキと力をつけ、今秋の産別大会ではおおいに活躍した。


上原代表の話「上林君を獲得できたことは非常にラッキーだった。太田君はうちにもう一人いる太田君(幸司)とともにりっぱな投手に成長してほしい」


西本監督の話「二人ともノンプロ界からの入団だけに、それなりの力をそなえていると思う。一日も早く期待に応えてほしい」


上林投手の話「いままで三度も指名されたが、進学希望や自信がなかったことで迷っていたが、プロに入った以上は力いっぱい自分をためしてみたい」


太田投手の話「ノンプロとプロではスピードや力に差があると聞いている。どのていどついていけるかわからないがとにかくがんばります」

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高橋一彦

2023-12-17 19:48:33 | 日記
1986年
栃木県塩谷郡藤原町大原。日光国立公園の、鬼怒川沿いの、標高350㍍の山間の町で生まれた。「都会と違って、遊び場がありすぎて困るほどでしたよ」24歳になった高橋一は自慢げに話した。オープン戦成績2勝1S。その活躍の原動力が、わがふるさとにあると自負している。少年時代遊び回った下原小学校周辺の地形は、急坂あり、石ころがゴロゴロした河原ありと起伏に富む。ひと味もふた味もちがう馬力。お尻の周囲105センチと頑強な下半身。すべて、ふるさとが与えてくれたもの。「下半身がしっかりしているから、制球力があるし、ボールが高目に行かない」と近藤監督。ストレート、カーブ、フォーク、スライダー、持ち球すべてが低目の、今年から採用された新ストライクゾーンにぎりぎりのコースに決まっていく。ストレートの平均球速138㌔、さして剛速球でもないのに、早くも一軍当確の合格点を出したのも、この重い低目への球があるからである。「手がすべる以外は高目にはいかない」と高橋一は豪語する。前橋工3年生のとき、甲子園へ野手として春夏連続出場。社会人野球を日石で6年間過ごす。日石時代は、8、9、9イニングの3試合連続完投をやってのけたこともある。藤原中学2年のとき、同級生をかばって3年生の教室になぐり込んでいった事もある。人呼んで日光のケンカ男。すでに岩本典子さん(24歳)という婚約者がおり、公私ともにとんでもないルーキーである。

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玉山健太

2023-12-17 19:26:34 | 日記
2000年


ヒジ使いに天性の柔らかさがあり、MAX146㌔の快速球は打者手元でグイ~ンと伸びる。タテのスライダーも絶品で、打でも高評価。

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中里篤史

2023-12-17 19:24:40 | 日記
2000年


高校生右腕の1位候補。140㌔台中盤のストレートの伸びは超高校級で、タテのカーブも一級品。打者でも将来の中軸狙える。

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手嶌智

2023-12-17 19:21:41 | 日記
2000年


体の線の細さが球質に表れている。それでも天性のヒジの柔らかさがあり、140㌔台中盤のストレートは魅力。スライダーも◎。

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城土大二郎

2023-12-17 19:05:51 | 日記
1987年
「とてもうれしい、感激です」西武の3位指名、九州産交の城土大二郎内野手(22)は、阪神から1位指名を受けた同僚の野田浩司投手(20)とがっちり握手して、喜びをかみしめた。北九州市生まれ、東海大五高を出て九州産交入り。三年目で遊撃手のレギュラーポジションを確保。百㍍11秒4、ベース一周14秒の俊足とスイッチヒッティングの巧打を生かして今年の公式戦は16試合で62打数15安打の3割7分1厘。しかし、野田投手と同様、九州交野球部の廃部で「指名されなければ、ぼくの野球人生は終わりだった」だけに「マネジャーからの指名連絡の受話器を持つ手は震えて仕方なかった」「打、守、走の三拍子そろった選手になって来年中には一軍に上がりたい」と、力強い抱負。

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