プロ野球 OB投手資料ブログ

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石川厚

2024-03-16 15:55:19 | 日記
1977年
巨人は二十四日、ドラフト指名外の博多高・石川厚投手(19)=1㍍75、72㌔、右投右打=の入団を決めた。佐伯常務と山崎スカウトが同日午後三時、東京・九段のホテルグランドパレスで石川投手と父親稠さんに会い、契約金八百万円、年棒二百万円(いずれも推定)で契約した。ことしのドラフト会議後の入団第一号、正式発表は後日行われる。石川は日本生まれだが、韓国籍で中学時代ソウルに渡り、培文高で活躍。韓国高校球界では指折りの本格派速球投手として評判だった。ことし九月、日本でのプロ入りをめざし、福岡・博多高に入学、野球部には入らず自主トレをつづけていた。


石川投手「あこがれの巨人に入団が決まってとてもうれしい。スピードボールなら高校生ではだれにも負けない自信がある。得意なのはストレートだが、カーブ、シュート、フォークボールも投げられる。この夏、フォームを直してからコントロールもついてきた。好きなタイプは元阪神の村山さん。来年一月の自主トレから参加したい」


1978年


ソウルの星、石川厚投手(19)=博多高、1㍍76、73㌔、右投右打=もおもしろい存在だ。東京生まれだが韓国籍で中学、高校とソウルの学校に通った。韓国高校球界では指折りの好投手といわれたが、巨人にあこがれて昨年の九月、博多高に編入。ドラフト外で巨人入りした。自主トレ中に張り切りすぎて、足首をネンザする不運に見舞われたが、宮崎キャンプでは早朝五時半に一人起き出して、約5㌔のランニングを行い、同じ早朝散歩に出た長島監督をびっくりさせた。荒削りだが、力いっぱい投げ込むストレートは楽しみ。「村山さん(元阪神)のピッチングが目標」というとおり、全身を生かしたピッチングができるようになれば、馬力型投手として貴重な戦力になるだろう。


1980年


韓国の星と騒がれ、巨人に入団した石川厚投手(21)は、故国に帰って少年野球のコーチに。

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