プロ野球 OB投手資料ブログ

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脇坂隆志

2016-06-11 22:15:30 | 日記
1963年

近鉄は二十八日午後、福岡市呉服町の博多帝国ホテルで、熊本鎮西学園高、脇坂隆志外野手(18)=1㍍83、80㌔、右投右打=の入団を永江代表、別当監督から発表した。背番号未定。同選手は一年生から中堅手でレギュラー。昨年は四番を打ち岡田(阪急)菱川(近鉄)とクリーンアップ・トリオを組んでいた。三年間の通算打率三割九分四厘。今シーズンは四割六分三厘、ホームラン十二本と九州地区ナンバー・ワンの強打の外野手といわれ、足も百㍍11秒3(ベース一周14秒)と速い。近鉄では昨年菊川を獲得したとき、別当監督が練習をみており、九州駐在の瓜生スカウトが勧誘にあたっていた。中日・柴田スカウトも強く誘い、ことし夏の大会予選決勝戦で九州学院に敗れたころには中日入りがほぼ決定していた。しかし柴田スカウトが三池工・苑田(広島入り内定)を勧誘、甲子園大会を見にいっている間に、近鉄が逆転したもの。

脇坂選手「別当監督の大ファンというのが近鉄にきめた第一の理由です。打ちまくるチーム・カラーも大好きです。プロ野球はことし春、近鉄・東映のオープン戦を熊本で一度見ただけだから、どれだけやれるかわからないが、先輩の菊川さんもいることだし負けないようにがんばります」

永江代表「チーム力が上昇しているこの機会に一段の飛躍を考えた補充だ。脇坂君は高校生としては超大型の選手。すぐ戦力になってほしい」

別当監督「足の速いロング・ヒッターというのはぼくのチーム作りにピッタリの選手だ。昨年からマークしていた。きっと大型の外野手になると思う」

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