プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

ラフィン

2022-04-23 21:04:10 | 日記
1997年
近鉄は1日、4人目の外国人選手としてレッドソックス傘下3Aポータゲットのジョニー・ラフィン投手(25)の入団を発表した。契約期間は5月から11月までの7ヶ月間で、契約金は1000万円、年棒3000万円。背番号は「44」。近鉄は今季獲得したミラッキ投手が不振で、一軍昇格のメドが立たないため、急きょ、新外国人獲得に動き、市原球団編成部次長が、4月27日に渡米、現地で正式契約を済ませた。同投手は、93年に3Aインディアナポリスから大リーグ・レッズに昇格。94年には7勝をあげた本格右腕。メジャー通算4シーズンで131試合に登板、10勝6敗3セーブ、防御率3.88。球団はミラッキを解雇せず、4人制でいく方針。ラフィンは9日にも来日する予定。


1971年7月29日、米アラバマ州バトラー生まれ、25歳。88年6月ドラフトでホワイトソックスに4巡目で指名されてプロ入り。93年にレッズでメジャー昇格。主に中継ぎで昨年までに通算131試合出場、10勝6敗3セーブ。中日のジミー・ウィリアムズはいとこ。1㍍90、77㌔、右投げ右打ち。


いいのやら悪いのやら…。近鉄の新外国人投手ラフィンの来日5日目でのデビュー戦は、何とも言えない怪投劇となった。内容はともかく、5回0/3を3失点と、結果だけを見れば堂々の合格点。「正体不明」と言われた男は、力量に疑問を残しつつも、チームにサヨナラ勝利をもたらしてしまった。前評判とはかなりの違いがあった。MAX148㌔のはずが140㌔止まり。ほとんどが130㌔中盤と、拍子抜けもいいところ。二回には目も当てられない3連続四球から3失点。スピードもなければ制球力もない。自ら「シークレット」と隠し通していた球種も、ストレートにスライダー、チェンジアップと平凡なもの。そう。看板に偽りありだったのだ。それでも三回以降はアレヨアレヨと言う間にダイエー打線を手玉に取り、六回途中まで無失点と持ち直す。「初めてにしてはまあまあだね。日本の野球に慣れていけば、やっていける自信はあるよ」7四球と見事な荒れっぷりを見せながら、この不適なコメント…。佐々木監督も「腕を振ってる割に、ボールは来んかったな。でも点取られた後でも、笑いながらマウンド上がっとったし気持ちは前向きやな」と、まずまずの評価。いつもヘラヘラと笑う八頭身の陽気な男。今度はピリッとした投球で本当の姿を見せてもらいたいもの。

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アボット

2022-04-21 14:34:34 | 日記
1994年


新戦力として計算できるのは新外国人左腕のアボット(3A・スクラントン・26)。192センチの長身の割にコントロールがいい。直球のほかスライダー、チェンジアップに威力がある。球質も重そう。

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シールバック

2022-04-21 14:32:11 | 日記
2002年


シールバックは立ち上がりこそ球が浮いたが、次第にスライダーを低めに決め、7階を2失点。


2003年
オープン戦初登板の日本ハム・シールバックが6回2失点の好投。140キロ前後だが、打者の手元で微妙に変化する直球と、シンカー、チェンジアップなど多彩な変化球が効果的で、来日一年目の昨季は苦手(防御率4.86)とした近鉄打線を相手に凡打の山を築いた。

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ウエスト

2022-04-18 14:51:08 | 日記
1997年
132球、被安打3の完封に「攻撃的な気持ちで投げた。直球とカーブ、チェンジアップの配合が良かった」という。大リーグ九年間で31勝の力をやっと見せつけることができた。

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ブロウズ

2022-04-18 14:48:09 | 日記
2000年
オリックス・ブロウズが、打たせて取る持ち味を存分に発揮した。直球は140㌔に届かないが、カーブ、チェンジアップでのらりくらり。降板する七回まで5併殺打とリーグ記録の一試合6併殺打に迫る勢いだった。シーズン途中の来日ですでに3勝の左腕は「併殺?いつも狙っていることさ」と涼しい顔だ。

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カンバーランド

2022-04-18 14:19:01 | 日記
2000年
ミンチー、ウルソーらと外国人投手枠を争うカンバーランドが先発し、3イニングで被安打4、1失点。本人は「結果としてはまずまず」と初登板を振り返ったが、達川監督は最高137㌔の速球が物足りないようで「手ごたえまではいかない。球威が足りない」スライダー、チェンジアップで打たせてとる技巧派だが、それも直球の球威があってこそ。


先発が期待されるカンバーランドは「シンカーを有効に使って内野ゴロを打たせたい」と話した。

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パウエル

2022-04-18 14:14:23 | 日記
1995年
「夢を持たせてくれる投手」と首脳陣が口をそろえるのは、新外国人左腕のパウエル(31)。昨秋のテストでまず制球の良さが買われ合格した。決め球のシンカーとスライダーを内外角低めに見事に投げ分ける。昨年のアボットと違ってヒジや肩などに故障歴が全くないのも強みだ。「自分は4種類の変化球とストレートをうまく配合して、打たせて取るタイプ」と自己PRも忘れない。

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ラフィン

2022-04-18 14:06:30 | 日記
1997年
大リーグでは通算131試合に登板し、10勝6敗3S、防御率3.88の実績で、主に中継ぎとして活躍した。外国人特有の上半身のみを使ったフォームながら、190センチの長身を利して真上から投げ下ろす速球に威力があるとの触れ込みだった。

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カンポス

2022-04-18 14:03:31 | 日記
1994年
カンポスはまだ体が絞れず、ピッチは上がっていない。「日本で成功するには落ちる変化球が必要」と聞かされ、高橋コーチに教わったフォークボールを懸命にマスターしようとしている。だが、これを生かす速球にどれだけ威力があるのか、ちょっと気になるところだ。

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ラドウィック

2022-04-15 15:10:47 | 日記
1999年


阪神の入団テスト受験のため来日した米大リーグ・マリーンズ傘下3Aカルガリーのエリック・ラドウィック投手(28)(右投げ)が21日、鳴尾浜球場で、首脳陣に投球を披露した。1メートル96の長身から最速146キロの速球を投げ、多彩な変化球もアピール。


2000年


広島は二十六日、広島市民球場内で新外国人、エリック・ラドウィック投手の入団を発表した。背番号は42。ラドウィックは、前日夜に広島に到着したばかり。やや疲れた様子もあったが新しいユニホームにそでを通して笑顔も見せた。昨秋、阪神の入団テストを受けたが不合格。広島と契約し、二度目の来日となった。195㌢の長身右腕は「自分は背が高いので、ボールに角度がある。ウイニングショットは速球とカーブ」と話した。


2001年


広島の先発ラドウィックは140キロを越す直球と落差のあるカーブで内野ゴロを打たせたが、2失点。山本監督は「当落線上」と評価を保留した。

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ブロウズ

2022-04-09 15:40:16 | 日記
2000年 

直球には目を見張るものはないが、120キロ台のシンカー気味に落ちるチェンジアップが効果的だった。
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スクルメタ

2022-04-09 15:31:03 | 日記
2003年

キャンプ早々からパワー全開で、ぺトラザに代わる新ストッパーの座を、ほぼ手中にした。直球は最速155キロ。マークしたのは19日の紅白戦だった。スライダーやツーシームで空振りを奪うこともできる。
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中津正三

2022-04-07 09:21:09 | 日記
1950年 

大洋は一回二死後藤井が2ラン・ホーマーを放ち中津はシュートとカーブで前半健投した。
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森安敏明・牧憲二郎

2022-04-04 13:30:04 | 日記
1966年
さる十七日、森安は強打が売り物の大洋を完封した。その試合後、東映西村ヘッドコーチに問いかけられた。「どうや、牧とどっちがいい」と。甲乙つけがたい。即座の返答につまったが「森安はどちらかといえば打たせてとる投手のように思える。牧のほうが力でおさえ込む感じで、いかにも投手らしい投手のようだ」と答えた。この試合での森安はそれほどスピードはなかった。カーブももうひとつひねりがきいておらず、内角へはずれたのが多かった。その点を指摘すると安藤コーチが「いや、スピードはもっと出る。岡山での対阪神戦なんかすごく早かった」とむきになった。森安を大いに売り出したい気持ち、牧、それに南海にたいするライバル意識がそういわせたのだろう。東映の投手陣はエース尾崎が故障中、土橋も完全に復調していない。また久保田と入れ替わった伊藤もどうれだけ働けるか見通しがつかない。そんな事情だけに森安にかける期待はなみなみでないわけだ。南海もスタンカ、杉浦が投手陣から抜け、林は故障、期待の村上は打たれる…で、前途多難を思わせている。お先真っ暗の中で牧がひと筋の先明となっている状態だ。両チームにとっては森安、牧のどちらが新人王になるか、などより彼らがチームにたいしてどれだけ貢献してくれるかが大問題なのである。新人にチームの興廃をかけるといえば、いささかオーバーだが彼らの働きいかんが、ペナントレースを有利に展開するカギとなっていることは確かだ。両者を比較検討してみよう。
球歴 ともに高校出。高鍋高の牧は春夏の甲子園大会に出場、昨夏は準決勝まで進出した。岡山関西高の森安は甲子園のひのき舞台こそ踏んでいないが予選で21三振奪取の記録をつくった。
体格:牧=178㌢、76㌔、肩幅広く、胸板も厚い、下半身に比べ上半身が発達している感じ。森安=179㌢、81㌔、均整がとれている。牧より筋肉が柔らかそう。
投法:牧=巨人の藤田コーチの現役時代そっくり。純粋の上手投げ。森安=横手投げ、無理のないなめらかなフォーム。
球威:牧=直球はいわゆる重い感じ。カーブは上手から投げるのでドロップになる。大きく曲がり落ちる。シュートの鋭い。森安=速球が武器だが、球質は軽いほう、現段階ではカーブの制球力がいまだし。フォークボールがいい。
プレート度胸:どちらも強心臓で、高校を出たばかりと思えない。
ナインの信頼度:投球に安定感があるせいか、ともにベテラン投手と同じほど信頼されている。
オープン戦での成績:牧=5試合に登板、うち先発3、救援2、投球回数24、被安打18、奪三振11、与四球8、自責点6、防御率2.50。森安=4試合(救援1、先発3、うち完投1)22イニングス投げ、13安打、14三振、9四球、自責点6で防御率2.73。このように、優劣をつけるのはむずかしい。評論家たちの意見を聞いて回った。いずれもまず「うーん」とうなる。その結論をまとめると「牧のフォームには打者の心理を圧するなにかがある。球威も全般的には森安以上。ただ森安の内角高めでナチュラルシュートにするタマは牧にない。ともに新人らしからぬ度胸のいいピッチングをするが、まかり間違えば一発ぶち込まれる危険性もある。セットポジションにはっての投球は、牧が高校時代ノーワインドアップで通してきたので、その意味でのなれが残っている。森安の場合はちょっと球威が落ちる」で、ほんのわずかだが牧に歩を認めている。新人投手だから打者のクセはわからない。彼らの力を引き出し、活用するのは捕手の役目だ。その点、東映の種茂、鈴木に比べ、南海にはリーグ一の名捕手野村がいる。勝ち星をどれだけあげられるかは多分に打線の援護力に左右される。南海と東映の打力を比較すれば、機動性、長打力でやや南海が上回るようだ。この二点で牧有利のケが出るが、牧には森安以外にも高校時代いらいのライバルがいる。東京の木樽である。ヒジを痛めてまだオープン戦には登場していないが、二十九日の大洋戦には登板するそうだ。甲子園で牧に投げ勝った木樽がプロでもまた投げ勝てるかどうか。新人王争いはことしのパ・リーグの見どころの一つとなることだろう。

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滝村修平

2022-04-04 12:55:17 | 日記
1961年
門前監督が秘密兵器とひそかに期待をかけているのがこの滝村である。昨年、当時の二軍監督だった門前コーチのアドバイスで上手投げから下手投げにフォームを変えたところ、メキメキ球威がついてきた。とくに勝負根性のある点も首脳陣に買われている点である。ことしは何とかして公式戦のマウンドを踏みたい。ぼく自身としても、ことしは勝負の年と決めているんですと野心を燃やしている。昨年一時肩を痛めたんですが、そのとき横から投げてみたら楽に投げられたんです。コーチの人からもフォームを変えてみたらと言われたので、思い切って下手投げでいくことにしたんですよ。そのほうがコントロールもいいような気がしました。だから昨年ウエスタン・リーグの後半では、ほとんど打たれていませんよ紅白戦では、まだコントロールは十分とまではいかなかったが、重い速球をビシビシ決めていた。同型の弘瀬を脅かすまでに成長してきた。コントロールといっても、まだ思ったところへ全部いくまでになっていません。だから目下の目標はスポット・コントロールと言いますか、細かな制球力を身につけようとがんばっているんです。前は上から投げていたのでドロップがあったんですが、今はシュートが武器でしょうね。内角の場合は必ずといってよいほどシュートするんです。だから落ちるシュートを完全にマスターして、外角へのスライダーとまぜれば、いけるんじゃないかと思っているんです。もっともスピードをつけることはもちろんのことで、逃げるピッチングはやりたくないですからねと落ち着いた口調の中にも激しいファイトをのぞかせていた。


藤村コーチの話 もうほとんど出来上がっている。何よりもよいことは根性がしっかりしていることで、あとは本当のコントロールを身につけることだ。そうすれば十分一線でつかえる投手になるだろう。

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