プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

ハートグレイブス

2024-04-21 09:04:27 | 日記
1999年
重い速球にシュート、カーブ、ナックルと鋭い変化球を持つ。キャンプでの投げ込みでも持ち味の片りんを見せ、首脳陣も先発として期待している。5年前に日本で5ヶ月間を過ごした経験もあり、環境の変化も心配ない。

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デラクルーズ(広島)

2024-04-20 19:47:40 | 日記
1995年
秋季キャンプで一番速い球を投げているのが、フランシスコ・デラクルーズ投手(22)だ。来日は二度目。ドミニカ共和国カープアカデミー出身の期待の星である。デラクルーズの魅力は何といっても直球。190㌢の長身から投げおろす球は、常に140㌔台をマークする。球威にかけては主力級といえる。今年のドミニカ・サマーリーグで挙げた好成績(11勝1敗)も、力のある速球から生まれた。腕の長さも見逃せない。右腕は86㌢もあり、球は弓のようにしなって投げ込まれる。投球練習場では、スピードガンを手にした三村監督も思わず目を細めた。自慢の球は「二種類のファーストボール」という。球の縫い目の握り方を変えることで、一つはストレートに、もう一つは投げてみないと、どう変化するか分からない球になる。変化の仕方は球が揺れて左右に落ちていく。ただ、一軍の戦力としてはもう少し時間がかかりそう。実戦経験の少なさに加え、下半身の弱さから制球力がもう一つないためだ。野村監督も「いいものを持っている。でも、下半身が弱いんだよ。どんどん鍛えていきたいけど、急にやるとついて来られない」とじっくり育てていく方針だ。素材は文句なし。デラクルーズは輝きを持つ楽しみな原石である。


広島の日南キャンプでデラクルーズが200球の投げ込みをした。投げるスタミナづくりが狙い。残り30球ぐらいからは「ナイスボール」の声がかかる中、1球1球、力を振り絞るようにして投げた。最後の1球が捕手のミットに納まると、見守っていた三村監督、川端コーチから拍手がおきた。デラクルーズは「疲れなかったよ。ファストボールばかり投げた。終わって監督が拍手してくれたのがうれしかった」初めて経験した投げ込みは、いい思い出になったようだ。
1996年 

アストロズのアカデミーに在籍しメジャー挑戦の経験持つ。コントロールに課題はあるが140㌔台後半をコンスタントにキープする速球は魅力。今季一軍登録の可能性もあり、第2のチェコと期待も大きい。
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ラミーレス

2024-04-19 15:46:54 | 日記
1995年
左腕のラミーレスは、今春の沖縄キャンプから合流。ウエスタンリーグで6勝6敗、防御率4.42の成績を残した。1メートル74と小柄ながら140キロ台の速球にカーブ、スライダー、シュート、フォークと変化球も多彩で、ウエスタン3位の86奪三振を記録した。


1996年


初の紅白戦で、ラミーレス・ペレスのドミニカ勢が首脳陣に存在をアピール。昨年二軍で先発陣の一角を制したラミーレスは、左腕からのチェンジアップを有効に使って2回を6人でぴしゃり。

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ベルトラン

2024-04-17 21:08:10 | 日記
2002年
左腕から繰り出す多彩な変化球が持ち味。これまでメッツなどでプレーし、メジャー通算76試合に登板。2勝3敗1S、防御率4.34を残す。昨年はフィリーズ傘下のスクラントンで2勝5敗2セーブ。低めのコントロールも良く、カープでは貴重な左の中継ぎ候補として期待される。


来日1年目のベルトランは、左の中継ぎ投手として活躍している。キャンプ中は評価が上がらなかったが、オープン戦で徐々に結果を残し、開幕してからはチームに欠かせない存在になった。140キロを超える直球にスクリュー、カーブ、スライダーを駆使しての投球で結果を残す。「最初は戸惑いもあったが、日本の選手は選球眼もいいし、低めにきっちり投げることが大事だということが分かった」日本式の野球にも対応している。

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シールバック

2024-04-17 21:06:25 | 日記
2002年
190センチの長身から投げ下ろす150キロの快速球が最大の売り。変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップ、シュートと多彩。昨年AAA級で7勝7敗1S、88回1/3で82奪三振の実績を残し昇格した。腕が遅れて出てくるため打者のタイミングを狂わせそうだ。アメリカでの「ビッグヘッド」の愛称通り、読書と勉強が好きな優良外国人。一見近寄りがたいが、話せばユーモアたっぷりのジョークを聞かせてくれる。先発として期待大。

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国木剛太

2024-04-17 21:04:56 | 日記
2002年
140㎞台の速球とカーブを武器とする本格派左腕。柔らかな肘の使い方と均整の取れたフォームに定評がある。高校通算防御率は1.80。全454イニングで485三振を奪うなど、本格派としての魅力は十分。性格的にも負けず嫌いで、闘争心があり、精神面のタフさもプロに向いている。

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スタニファー

2024-04-17 21:03:36 | 日記
2002年
150km前後の直球とスライダーが武器のストッパー候補。昨年は3A・アイオワカブスに在籍し55試合に登板、7勝8敗6セーブ。メジャーでは通算82試合に登板し、3勝6敗2セーブを記録する。3年前から日本で野球をしたかったと言うだけあって、日本の野球に適応する自信もたっぷり。


大リーグ通算3勝6敗2S。98年はマリーンズで38試合に登板して2勝4敗1S。00年は3Aのアイオワで16セーブを挙げる。150キロ近い速球とスライダーを武器に、ストッパー候補となる。


オープン戦を重ねるごとに調子を上げてきた。5試合目の登板となった3月17日のダイエー戦(呉)では、1イニングをわずか6球で3人斬り。小さく変化するカットボールで、簡単に凡打させた。「ゴロを打たせるのが、オレのピッチングなんだ」抑えの小山田につなぐセットアッパー候補。日本の暮らしになじめばなじむほど、マウンドでも力を発揮しそうだ。


スリークォーター気味の右腕から、150キロの速球を繰り出す。カットボールなど、直球にも微妙な変化を加えるため、速いだけでなく、打ちづらい球質だ。大リーグでは、マリーンズなどで通算82試合に登板して、3勝6敗2S。日本でも、抑え、あるいはセットアッパーとして期待される。6月に第1子が誕生予定。その前後には、一時帰国することになっている。明るい性格で、日本語であいさつを交わすなど、早くもチームに溶け込んでいる。「起用は後ろ(リリーフ)になるだろう。ちょっとウエートオーバーで日本に来たから、評価するのは、体を絞って、ピッチングに力が入るようになってからだな。150キロが出るという話だし、体ができれば、勢いのある球を投げそうだ。真っすぐが微妙に変化しているし、楽しみがある」

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フリューリー

2024-04-17 21:00:41 | 日記
2002年
メジャー経験はないが、昨年AAA級では3勝3敗、防御率2.90。59イニングで27四球、75奪三振と抜群の制球力を持つ、精密機械だ。性格も飛び抜けて明るい一方、日本人のような練習熱心さも。一緒に来日した婚約者のアメリカ現役女子大生、ナタリー・ゴバルチョクさんが励み。いつも恋人とアツアツだが、チームでもすでに陽気なムードメーカーになっている。井場とのダブル守護神を狙う。変化球はスライダー、スプリット、ツーシーム。

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鈴木実

2024-04-16 08:05:27 | 日記
1952年
読売巨人軍では四日巨人軍事務所で鐘淵化学のエース鈴木実選手(22)と正式契約を完了した。鈴木投手は新潟市出身、五尺七寸、十八貫三百、右投右打、昭和廿二年新潟県立新潟中学校卒業後、ノンプロ新潟クラブに所属、廿五、六年と二度都市対抗に出場廿六年八月鐘淵化学高砂工場に入社、廿七年の都市対抗、産業対抗野球等に出場した。コントロールにやや難点があるが、重い剛球は将来を楽しませるものがある。


鈴木選手談 全然素人で自信などありませんが、これからが本当の野球生活だと思って頑張ります。投手は中学で十五歳の時からやり出しましたが、コーチしてくれたのは郷土の先輩石黒さん(早大OB)です。石黒さんは新潟クラブに入ってからずっとお世話になりましたが、新潟クラブは監督の阿部さんも全京城の投手で、よいコーチに恵まれたと思っています、投球フォームはどちらかといえばオーバースローです、プロ野球は前からよく見てきましたが投手として理想の人は藤本さんです、別所さんは体格もあり、力もある投手で到底及びもつかないという感じですが、藤本さんなら身体も同じぐらいだし、努力次第ではああなれるのではないかという希望がもてるんです。


1953年


アメリカの投手たちが、よく走るのには驚きました。別にこれといって手を取って教えられませんでした。が、アメリカで試合をするとき、サード・コーチャーにボールを見られたら、それこそどんなボールを投っても、がんがん打たれてしまいます。ボールをかくせということは、僕等の中学時代から教わってきたのですが、さほど必要を感じなかったせいか教えられたことも実行しなかった。僕はまだ日本のプロ野球で、投げたことがないのでどれだけ投げられるかわかりません。が、アメリカでは左打者が多いせいか、カーブよりシュートが有効のようでした。まだ投球術についても勉強することは沢山あります。まず手近なところでボールをかくすこととコントロールをつけ自分の思うところに投げれるようになりたいと思っています。

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岩村吉博

2024-04-16 07:54:10 | 日記
1953年
左腕岩村の沈むカーブに手を焼き初回無死満塁のチャンスを逃し五回走者を一、二塁に置いた別当の左翼大飛球も金田の美技に阻まれて得点できなかった。

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鈴木実

2024-04-16 07:49:37 | 日記
1953年
鈴木と三浦はともに度胸を買われてしばしば登板して頼もしがられている。それぞれクセのある球筋をもっているので、今年は相当働けそうだと水原監督はいっている。鈴木は「ブレーキのあるカーブとシュートをマスターしたい」といい「外人はちょっと荒れた時の方がいいくらいですね」となかなかの心臓。


慶大出身の山村、岩中、高橋、吉岡などのベテランを持つ全鐘紡の実力は天下周知のことでこの全鐘紡と鐘ヶ淵化学は毎年定期戦をやっている、昨廿七年度定期戦は六月廿二日に行われた、鐘化の鈴木投手は健投これつとめ平古場、栄屋とわたり合い、全鐘紡を五安打の散発に抑え、鐘化の勝因を作った、ここに鈴木投手の非凡の力が一層認められ出したのである。もっとも彼の球歴をさぐると相当長い投手生活を経ている。彼は新潟市出身、昭和廿二年新潟中学を卒えノンプロ新潟クラブに所属、廿五年と廿六年には連続信越代表として都市対抗本大会に出場している。すでに十五歳の中学時代から投手としての野球生活は始まり、先輩の石黒氏(元早大)の指導をうけ、続いて新潟クラブでは同チームの監督の阿部氏(元全京城の投手)の薫陶にあずかるなどコーチにはめぐまれて来たわけである。鐘ヶ淵化学に転じたのは廿六年九月で高砂工場に勤務、以来昨年末までの投手成績は廿五戦廿二勝三敗で、そのうち完投廿試合を数えるという立派な記録を残している、なお昨廿七年度同チームの試合成績は卅二戦廿八勝であるが、このうち鈴木は十五勝をあげている。昨夏の都市対抗大会には鐘化の主戦投手として近畿代表で出場したが、強豪九州の日鉄二瀬のために3-0で敗退、また秋の産業別大会には全日東紡を2-0でシャット・アウトしたが川崎いすゞに4-1で敗れ、東京におけ各種大会には持ち前の実力を発揮していない。彼の投手としての良さは低目をつく速球とカーブ、そして球の重さである。だが惜しいことにコントロールにやや難色を認める、従って彼には出来、不出来の差が激しいところがある、その原因の一つは腰の回転が悪くそのため腕の力のみに頼り過ぎていることのようである、しかも球の手から離れる時機が不一致で一瞬早かったり、おそかったりする、要するにこれは彼の投球フォームがまだ自分のものになっていない証拠である。球を離す時機というのは早いことよりも出来るだけおそく、いいかえればもうこれ以上球を持っていられないという時機に手離した方がより有効であるということを記憶していなければならない、彼は五尺七寸、十九貫、見るからに頑強であるが、投手としての体には今よりも若干柔軟性を持たせたいところがある、そしてもう一歩プレートの蹴りとそのダッシュを鋭くすることに一工夫してほしい。いまの彼の実力は鐘化の先輩投手山根(現毎日)と大体同程度ぐらいであるが、プロ入り後は何はともあれ摂生こそ大成の必須条件といわねばならない、彼も覚悟を新たにしていることと思うが、さらに彼の将来の大成を願ってあえて自重自愛を育むものである、幸い体力もあり現在の実力からすれば今後の精進によっては大いに期待できるものがあると思われる、だがあせってはいけない、あせれればあせるほどスケールを小さくしてしまうだろうから。


三回から藤本をリリーフした鈴木はプレート度胸もよくピンチにも動ぜず重い速球とカーブを投げてプロ入り初の一勝を記録した。


鈴木投手談「六回ごろまでは速球で勝負、後半はカーブで切りぬけた」

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ジャービス

2024-04-10 16:15:43 | 日記
1998年
中日の新助っ人、ケビン・ジャービス投手(28)=タイガース、188㌢、90㌔、右投左打=は8日、沖縄・北谷球場でのフリー打撃に初登板し自慢のクセ球を披露した。大柄なボディーに似合わず、最下位からの巻き返しのカギを握る右腕は「技巧派」だった。3人の打者がスイングした45球のうちヒット性の当たりが9本だが、驚いたのはその球種だ。カーブ、スライダー、チェンジアップに加え、直球の握りを微妙に変化させシュート回転させたり沈ませたりと変幻自在。宮田投手コーチは「どの球も重くシャッとくる感じ」と多彩な変化球の威力を評価した。60%程度の調整段階ながらジャービスは「本物の打者を相手に投げる感触を確かめられてよかった」と満足顔。レッズ時代の96年に8勝を挙げたテクニシャンが、能力の一端をのぞかせた。

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シュールストロム

2024-04-10 08:31:50 | 日記
1998年

シュールストロムはフォークボールの制球力が持ち味。オープン戦は9試合に登板し、失点は1試合だけと安定していた。

上田監督が熱い視線を注ぐのがシュールストロムだ。1㍍95、100キロ余の巨漢から投げ下ろす150㌔を超す速球が売り物で、昨年はメキシカンリーグでストッパーとして33試合に登板、39回で自責点1の好成績を残した。例年は2月下旬から投げ始めるだけに、「こんなに早くから投げたことがない」と言いながらも、ブルペンでは低めに重いボールを集め、丁寧な投球を見せる。昨秋テストした際は、自慢の速球を披露しなかっただけに、上田監督「球に力があるし、低めに集まって制球もいい。カーブも大きい」と抑え役にメドが立って一安心。


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白武佳久

2024-04-10 07:48:03 | 日記
1982年
首都のエグイ奴と、評判なのが日体大の白武佳久。180㌢、74㌔。長いリーチをフルに生かして投げる速球は伸びがある。カーブ、スライダー、シュートと球種も多彩。特に投げるとき、右ヒジが遅れて出てくるのが、打者にとってはタイミングが取りづらい。振りおくれてバットを折るシーンもしばしば。それだけ球に力がある。


日体大のエース・白武佳久が人気を集めている。首都大学リーグではスリークォーターからのシュートとスライダーを武器に、通算26勝をマーク、全日本の投手にも選ばれている。「できれば、セリーグがいい。でもボクは、九州から一番遠い東京で野球をやってきたし、実家から離れていないから関係ない」と、白武は球団に関わらず上位指名なら、即プロ入りするつもりでいる。

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ハンコック

2024-04-10 07:39:17 | 日記
1998年
MAX145㌔のストレートと多彩な変化球のコンビネーションで打ち取る頭脳派右腕。メジャー経験は1年ながら潜在能力は高く、先発陣の一角として王監督も期待している。

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